BEYOND AGEは8月7日、「シニアの独立を取り巻く実態と課題」に関する調査結果を発表した。調査は3月1日〜6月30日、同社運営のオンラインコミュニティ「顧問サロン」の会員など、40〜70歳の男女を対象にインターネットで行われ、45名の有効回答を得た。
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シニアが独立・起業に踏み出す際に行った準備
独立や起業を決意した動機を聞いたところ、「仕事に対するやりがいを求めていたため」が最も多く、次いで「起業・独立に挑戦してみたかった」が続く結果に。
また、シニアが独立・起業に踏み出す際に行った準備について聞くと、「人脈形成」がダントツのトップに。シニアの独立・起業は知人の経営者から仕事を受託するケースも多いため、独立前後において人脈形成の優先度が高くなるよう。
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独立した業種
独立した業種については、「人材」(24.4%)や「コンサルティング」(22.2%)、「教育」(15.6%)など、初期投資を必要とせず、これまでのスキル・経験を活かせる職種が上位に。実際に、従業員数に関する質問では「従業員数0名」が70%以上を占め、年商に関する質問では、回答の半数が「1,000万円以内」に収まっていることが明らかに。
最後に、「独立してよかったと思いますか?」と質問したところ、「非常に満足」(60.0%)が6割を占め、「満足」(31.1%)を足すと、実に9割超が独立後に満足していることがわかった。
