元モーニング娘。でタレントの藤本美貴が9日、公式YouTubeチャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』を更新。「妻に怒られてばかりだ」という相談者のお悩みに答えた。

“携帯見てる警察”と“育児手伝わない警察”

藤本美貴

この日の“人生相談”では、1歳の娘を持つ20代父親のお悩みを紹介。相談者は、「家事などを必死に手伝って妻をサポートしているつもりだが、“家事ではなく子育てを手伝ってほしい”と言われる。夜も先に寝てしまい、怒られることが多々ある」「夜に携帯を触っていると、“遊んであげて”と怒られる。いつ携帯を触ればいいのか」と吐露。妻には、「パパではなく、ただの同居人だ」と言われてしまったそうで、「仕事中も“助けてよ”と連絡が来る。“大丈夫?”と聞いても、逆に怒られる。こんなとき、何を言ってあげればいいのか」と相談を寄せた。

藤本は、「まず、“ありがとう”じゃない?」とキッパリ返し、「“大変なのにごめんね、ありがとう”って言ってくれたら、詰めようとは思わないのかなって。それが第一歩ですよね」と感謝の気持ちを伝えるべきだと主張。続けて、「いつ携帯に触ればいいのか」という質問に、「帰ってきたら、携帯見ないって決めてる人もいるくらいじゃん。その信頼を取り戻してから、普通に携帯を見れる時間が来るんじゃない?」と答え、「信頼がないから、パッと見たときに、“また携帯見てる”って。もうママは、“携帯見てる警察”になってるから。“育児手伝わない警察”になってるから」「多分ママは、マイナスポイントを探してる。“あ~やってない、はいダメ”って探してる精神状態だから、一回そこに向き合ってあげるしかない」と、信頼回復が大事だと伝えた。

妻への感謝を伝えたうえで、携帯をむやみに触らないことで、「更生してますよっていうところを見せる。“この人、もう更生したんだな”って思ったら、警察の目も緩むのかなって思います」と語りかけた藤本。仕事中にも連絡をしてくる妻について、「多分、ママは今いっぱいいっぱいで、大変だろうから。“大変なのに、ありがとね”っていう感謝は伝えられるし、伝えたほうがいい」とアドバイスを送りつつ、子育てでわからないことがあれば、「一緒にいる時間はあなたのほうが多いから、“こうやってほしい”っていうのを教えてほしい」「何かやってほしいことがあれば、“これやって”って言って」など、素直に教えを乞うことも必要だと語っていた。

視聴者からは、「ミキティのアドバイスが的確すぎ」「本当に男性は全員見て欲しいチャンネル!」「とても勉強になりました」「家事より子供と遊んでほしいのすごくわかります!」「相談者様の気持ちわかります」など、さまざまな声が寄せられている。

【編集部MEMO】
藤本美貴が「新しい自分を発掘」すべく、色々なヒト・モノ・コトと出会い、好きなことを見つけ、やりたいことをやっていく様子を届ける目的で、2019年10月に開設したYouTube公式チャンネル『ハロー!ミキティ/藤本美貴』。4年前のブログでは、「17歳から芸能生活をしてきてありがたい事に守られた環境だったからこそ本当に知らないことや、やった事が沢山あったり…これから色んなYouTubeを通して経験して34歳から新しい藤本美貴を発掘できればいいなと思っています」と意気込みをつづっていた。最近は、視聴者の悩みに答える「ミキティ人生相談」のほか、夫・庄司智春(品川庄司)とのプライベート映像も人気を集めている。