女優の多部未華子が12日、都内で行われた映画『インサイド・ヘッド2』公開御礼舞台挨拶に、横溝菜帆、マヂカルラブリーの村上、武内駿輔と共に出席。子供と一緒に作品を観たものの、多部が演じたシンパイの感情と違うキャラクターを気に入ったことを明かしていた。

  • 多部未華子

    多部未華子

本作は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』などのディズニー&ピクサーが贈る人気アニメーション『インサイド・ヘッド』の続編。思春期を迎えた主人公のライリーが、大人の感情を持ったことで起こるさまざまな出来事に対峙する姿を描く。

8月1日に全国公開された本作は、公開から4日間のオープニング興収で動員57万2752人を記録し、2024年洋画ナンバー1を記録。8月11日現在、動員137万人、興収17億5992万円を超える大ヒットを記録しているが、多部も昨日家族で劇場に映画を観に行ったというと「(家族も)とても楽しんでいましたし、他に観に来ている方々も楽しんでいる様子が見受けられて良かったなと思いました」と感想を述べる。

映画終了後、多部は子供に「何のキャラクターが好きだった?」と聞くと「イイナーとムカムカ」と回答したことを明かす。続けて多部は「(自身が演じた)シンパイとは言ってくれなかったんですよね」とややさみしそうな表情を浮かべていたが、会場を見渡し「シンパイのぬいぐるみを持っている方もいてうれしい。演じるとき愛くるしいと思ってくれたらいいなと思っていたので……」と笑顔を見せていた。

また、いつもモジモジしているハズカシを演じたマヂカルラブリー村上は「妻が観に行ってくれました」と報告すると「この作品を観て少し優しくなった気がします。人として成長してくれたのかも」と映画の効果を述べる。しかし一方で、相方である野田クリスタルは「まだ観ていないと思います。観ていたらもう少し素敵な人になっていると思うので。彼は変な人なので、映画を観てもらってまっとうな人になってほしい」と呼び掛けていた。

また「シリーズ2作を通じて登場した感情以外に、自分が持っている感情は?」という質問に多部は「ゾクゾク」と回答すると「今年は夏休みをしっかり取ろうと思っているので、どんな楽しいことが待っているのか、震えるぐらい楽しみなんです」と満面の笑みを浮かべる。司会者から「どんなことをするんですか?」と聞かれた多部は「インサイド・ヘッドのTシャツを着てディズニーランドに行きたい!しっかり宣伝します」と意気揚々と語っていた。