バンダイ ベンダー事業部が展開するカプセルトイブランド「ガシャポン」は、「8月8日はガシャポンの日!」PRイベントを8月7日に開催した。ゲストにCMキャラクター斎藤工さんを迎えたイベントの様子をレポートしよう。
8月8日はガシャポンの日
2020年から2023年の3年間で市場規模が2倍になるなどカプセルトイ市場が近年急伸長するなか、バンダイのオリジナルカプセルトイブランド「ガシャポン」はメーカー別売り上げの約55%を占め、トップシェアを誇る(※トイジャーナル調べ)。またSNSにアップして楽しむユーザーや訪日外国人の利用も増え、年齢や性別に関係なくカプセルトイを楽しむ「第5次カプセルトイブーム(2020年~)」が到来しているという。
注目が高まる「ガシャポン」ブランドを手掛けるバンダイ 執行役員 ベンダー事業部 ゼネラルマネージャーの滝口雄介氏は、8月8日の「ガシャポンの日」に向けて、新たに2つのカプセル商品を発表した。
ひとつはプレミアムガシャポンでは史上最大サイズの「90mmカプセル」。現在最大サイズの79mmカプセルと比較すると、直径は約11mm、容量は約150%アップする。
シリーズ第1弾として、8月2週から「星のカービィ ぷにぷにし隊」(1回400円・全4種)、「いきもの大図鑑アドバンス ゾウカブトとヘラクレスオオカブト」(1回1,500円・全2種)を全国の玩具売り場、量販店、家電店などに設置されたガシャポン自販機シリーズで展開する。
滝口氏は、「これがガシャポンの商品? と思えるサイズ、バリューの商品を展開していく」と期待を寄せる。
もうひとつは「エコ」を体現する、新素材「炭酸カルシウム」を利用した「グリーンカプセル」だ。プラスチック使用料を50%削減しており、カプセルトイのリーディングカンパニーとして、サステナブルにも注力していく。
また、ガシャポンのアイデアを募集する「ガシャポンドリームコンテスト」を昨年に続き今年も開催。2回目の今回は「未来のガシャポン」をテーマとし、新たに「U-12」部門も加わり、審査員には斎藤工さん、tupera tupera(ツペラ ツペラ)さんを迎える。
「ずっとあなたを待っている」をコンセプトとして2019年に誕生した「まちぼうけ」シリーズは、今年販売5周年を迎える。動物からスタートして、食品、文具などを展開するシリーズに、新作として「ガシャポン」をモチーフにした「ガシャポンの場合」が登場。
「"『ガシャ』と回すと『ポン』と出る"のガシャポンは、現在アジアを中心に12のエリア・地域に展開しています。日本で生まれたエンターテイメントを世界に届けていきたい。バンダイのカプセルトイ事業にご注目ください」と滝口氏は締めくくった。
「ガシャポン先生」斎藤工さんも登場
また、ガシャポンのCM「ガシャポン先生」でキャラクターを務める斎藤工さんが登場。CMで演じたような熱いノリで「8月8日はガシャポンの日」とセリフを語ったり、新作「90mmカプセル」をイメージしたパネルで「ガシャポンの日」をアピールした。
新しい「90mmカプセル」を体験した斎藤さんは、「79mmよりもふたまわりほど大きいですね。小さく折りたたんで飛び出してくる商品もありますし、今後の展開に期待したいです」とワクワクした様子。
また、斎藤さんは「ガシャポンドリームコンテスト」審査員もつとめる。「審査員でなかったら僕も応募したいくらい」と前置きをしつつ、これから応募する方に向けて考える際のヒントを伝えるシーンも。「テーマが"未来"なので、非現実的な理想を持ってもいいのかなと。3Dプリンタで自分自身のフィギュアがガシャポンになるとか……今あるものとまだたどり着いていないものを掛け算したり、想像を楽しみながらアイデアを応募してもらいたいと思います」と呼び掛けた。