俳優の山崎賢人(※崎はたつさき)が主演を務める、映画『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)の特別映像が7日、公開された。

  • 映画『キングダム 大将軍の帰還』

同作は、映画『キングダム』シリーズの最新作。前作『運命の炎』から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。

映画『キングダム 大将軍の帰還』、特別映像を公開

今回公開されたのは、最初で最後の集結となった“飛信隊”前夜祭イベントに完全密着した特別映像。

亡き親友・漂と約束した天下の大将軍を夢見て、乱世を突き進んでいく信(山崎)は、前作『運命の炎』で百人の兵を束ねる百人隊の隊長となり、王騎(大沢たかお)より“飛信隊”の名を授かる。その飛信隊の仲間には、暗殺一族・蚩尤の一人である副長・羌カイ(清野菜名)、精神的支柱として隊をまとめあげる副長・渕(田中美央)、同郷出身で蛇甘平原の戦いから運命を共にしてきた尾兄弟の兄・尾平(岡山天音)と弟・尾到(三浦貴大)、信らと“最弱の伍”を結成以来、伍長として信を支えてきた澤圭(濱津隆之)に加え、飛信隊最古参かつ随一の実力者で経験豊富な沛浪(真壁刀義)をはじめとした個性豊かな面々が顔を揃えている。

7月11日に行われた前夜祭イベントでは、撮影以来初となる飛信隊7名が集結。新宿・歌舞伎町を約700人の観客と共にイベントを実施した。そんな初集結となったイベントにカメラが密着。田中が自らカメラを手にして仲間の素顔に迫る“渕さんカメラ”では、山崎をはじめ一人一人に突撃し、イベント登壇直前の意気込みや思いを次々とカメラにおさめていった。山崎らも心を許した田中を前にして、終始リラックスした様子で問いかけに応じるなど、普段は見ることができない素顔が垣間見える、ここだけの貴重映像に仕上がった。

歩兵役として暑い日も寒い日も戦場をかけずりまわり、過酷なアクションもやり遂げ、本編さながらの修羅場を幾度となく共に乗り越えてきた飛信隊。撮影以来4年ぶりに再会した隊員たちは、久しぶりの再会に照れくささもありながら、ひとたび話しだせば瞬く間に和やかな雰囲気に様変わりし、和気あいあいとしたムードそのままに前夜祭イベントに臨んでいた。無事にイベントを終えると、安堵と同時に名残り惜しさが押し寄せてきている様子の一同。最後には山崎と清野が、これまで一緒に歩んできた仲間に向けてアツいメッセージを語りかけ、この場だからこそ言える思い出のエピソードや感謝の言葉の数々に込み上げてくるものを抑えきれない隊員の姿も見られた。

(C)原泰久/集英社 (C)2024映画「キングダム」製作委員会

【編集部MEMO】
映画『キングダム 大将軍の帰還』は、『キングダム』シリーズ第4弾。原作は2006年1月より『週刊ヤングジャンプ』にて連載を開始し、現在までに単行本は70巻まで刊行され累計発行 部数が、集英社青年マンガ史上初となる1億部(2023年11月時点)を突破している。