第一三共ヘルスケアダイレクトが7月17日に発売した『リゲインスリムマネージ』は、内臓脂肪になりやすい”果糖”の吸収抑制に着目した機能性表示食品。エノテインBがお腹の脂肪と体重にアプローチして、高めのBMIの改善をサポートする、とうたう。同社は7月31日、都内でメディア説明会を開催。ブランドアンバサダーに就任したタレントの藤森慎吾さんは「最近、ポッコリお腹が気になっていました。好きなものを食べつつ、この新商品で果糖とも向き合っていけたら」と紹介した。

  • 第一三共ヘルスケアダイレクトの『リゲインスリムマネージ』とは?

■エノテインBの働きに注目

『リゲインスリムマネージ』は、食事や運動に気を付けていてもなかなか目標とする身体にならない人に向けて開発された新商品。BMIが高め(BMI 23以上30未満)の人の内臓脂肪を減少させ、体重の減少をサポートすることで高めのBMIの改善に役立つ機能があることが報告されている「エノテインB」を含んでいる。パッケージは90粒30日分で通常価格は5,400円。

  • 『リゲインスリムマネージ』

食事の度に飲む必要はなく、好きなタイミングで飲むことができる(ただし食事の直前~直後を推奨)。また本品は「食品」であり、ほかのサプリメントとの併用も可能。それでも心配な場合は、医師・薬剤師に相談のこと。

  • 1日の摂取目安量は3粒

そもそも砂糖(ショ糖)の主成分は、ブドウ糖と果糖。白米にはブドウ糖がつながったデンプンが多く含まれている。一方で果糖は、市販の弁当のタレ・ソース類、甘味料の入ったフルーツジュース、ドレッシングや麺つゆなどに広く使われている。

  • ブドウ糖と果糖の違い

  • 加工食品・加工調味料などには果糖が多く含まれている場合がある

「果糖は、ブドウ糖よりも脂肪になりやすいんです」と説明するのは、第一三共ヘルスケア 製品企画室長の遠藤貴子氏。

  • 第一三共ヘルスケア 製品企画室長の遠藤貴子氏

「果糖はほとんどが肝臓で脂肪として貯蓄され、ブドウ糖よりも内臓脂肪になりやすい特徴があります。ブドウ糖と違って血糖値が上がりにくいので、満腹感も得づらく、そのため食べ過ぎにもつながっています」(遠藤氏)

  • 果糖とブドウ糖 脂肪変化量の比較

エノテインBは、ユーカリ葉から抽出した成分。消化管の果糖ゲート(果糖吸収のための受容体)をブロックして、内臓脂肪になりやすい果糖の吸収を阻害する。門脈を経て肝臓に運ばれる果糖量が減ることで、果糖を原料とする肝臓での脂肪合成量が減少するという。

  • エノテインBの働き(イメージ図)

ここで遠藤氏は、令和元年 国民健康・栄養調査結果のデータをもとに「日本人の40~50代の男性の約4割は肥満という結果が出ています。この10年間で、男性肥満者の割合が特に増えています」と警鐘を鳴らす。内臓脂肪は生活習慣病の発症リスクを高め、脳卒中、糖尿病、高血圧、心臓病などの原因にもなる。そこで第一三共ヘルスケアダイレクトでは、内臓脂肪対策として『リゲインスリムマネージ』をアピールしていく。

  • 日本人の40~50代の男性の約4割は肥満という事実

「食事を我慢するばかりの生活は寂しいものがあります。ぜひ美味しい食事とともに、腸における果糖の吸収をブロックする『リゲインスリムマネージ』をお試しいただければ。今後も、楽しい人生を楽しい食事で彩ってもらえたら幸いです」と遠藤氏。

■藤森さんも食生活にお悩み中

このあとブランドアンバサダーの藤森慎吾さんが登壇した。今春、結婚したばかりの藤森さん。独身時代は『モテたい』という思いから食事の量も制限できていたけれど、現在は自宅で食べる時間が増えた、休日には奥さんと甘いものを食べながら映画を見て過ごしている、とノロケ気味に話す。

  • お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾さん。「まだまだ40代。身体に磨きをかけていきたい」と話すが……

食生活の悩みについては「グルメ番組の収録では1日に8カ所くらいのレストランを回ることもあるんです。お腹がポッコリしてくると、やっぱり気になりますね」と打ち明ける。そして最近は、普段の食事の量にも気を使っているという。その理由については「若い頃と同じ分量を食べてしまうと、すぐに体型が変化してしまうんです。歳とともに新陳代謝が落ちてきたんでしょうか。食生活も運動量も変えてないのに、20~30代の頃のようにはいきません」。

  • 第一三共ヘルスケアの遠藤氏とトークセッション

どんな人に『リゲインスリムマネージ』をオススメしたいか、という問いかけには「この間、久しぶりにバラエティ番組でお会いした先輩のブラマヨの小杉さんに。芸人の皆さんも、歳とともに体型が変わっていきますね。それが面白さにつながる人もたくさんいますが、健康のため、家族のためにも、気を使ってもらえたらと思います」と話していた。

  • 自身の40代の誓いは「健康第一。果糖とチャラさは控えめに」

■人生100年時代を支えたい

最後に、関係者にも話を聞いた。新商品『リゲインスリムマネージ』のこだわりのポイントについて、第一三共ヘルスケア 製品企画室の野村卓氏は「脂質対策ではなく糖質対策、その中でも脂肪になりやすい果糖に着目したのが最大のポイントです」と話す。野村氏によれば、糖質対策は(脂質対策と比べて)内臓脂肪を有意に減少させることが明らかになっているとのこと。

  • 第一三共ヘルスケア 製品企画室 主任の野村卓氏(右)と、第一三共ヘルスケアダイレクト ブランド戦略本部 ヘルスケア部 ヘルスケア課の佐藤拓哉氏(左)

  • 糖質対策に着目した理由

メインターゲット層は、肥満の割合が高まっている40~50代の男女を想定している。第一三共ヘルスケアダイレクト ブランド戦略本部の佐藤拓哉氏は「ブランドアンバサダーには藤森さんを起用しました。その理由の1つが、40~50代にも広く認知されていること。また『果糖』『エノテインB』といったお客様に聞きなじみのないキーワードを説明する際に、藤森さんであればしっかり論理的に説明できる、そんな狙いもありました」と明かす。

  • 藤森さんが商品の魅力を広く伝えていく

どんな人に『リゲインスリムマネージ』を届けていきたいか。そんな問いかけには「普段から食事に気をつけ、運動も始めている、でも結果がでない――。そういう方に『もしかしたら果糖が原因の1つかも知れません』とお伝えしていけたら」と佐藤氏。

最後に、リゲインブランドの今後の展開について野村氏に聞いた。「平成元年には『24時間戦えますか』というテレビCMを放映していたリゲインですが、現在は、人生100年時代を支えていけるようなアイテムを展開しています。あの頃のリゲインを知っている40~50代の身体の不調を改善したり、不安に寄り添えるような商品を開発できたら。今後も、たくさんの方の人生をサポートできるような商品展開を目指しています」。