国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は7月31日、TOEIC Programを開発しているETSがまとめた2023年(1月~12月)の世界におけるTOEIC Speaking&Writing Tests(TOEIC S&W)受験者スコアおよび受験者が回答したアンケート結果を発表した。
TOEIC S&Wの国・地域別平均スコアを調べたところ、スピーキングは「ドイツ」(平均スコア161点)が1位に。日本は、19位(平均スコア114点)であった。ライティングでは「フィリピン」(平均スコア171点)が1位。日本は、18位(平均スコア129点)という結果になった。
また、各テストについて、受験目的や受験者の就業状況を聞いたところ、TOEIC Speaking Test受験者の就業状況で最も多いのは「フルタイム勤務者」で45%、次いで「全日制学生」が33%、日本は60%が「フルタイム勤務者」と結果に。また、受験目的で最も多いのは「就職活動のため」(50%)、「昇進・昇格のため」(20%)という回答が集まった。
TOEIC Writing Testの受験者の就業状況で最も多いのは「フルタイム勤務者」で60%、次いで「全日制学生」が25%という結果に。受験目的で最も多いのは「就職活動のため」で39%、次いで「英語学習のため」(23%)、「卒業に必要なため」(20%)と続いた。