![所属するアーセナルでは主力として活躍するホワイト [写真]=Getty Images](index_images/index.jpg)
アーセナルに所属するDFベン・ホワイトがイングランド代表への復帰を検討しているようだ。25日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
今やアーセナル不動の右サイドバック(SB)として活躍しているホワイトは、2021年6月にイングランド代表デビューを飾り、EURO2020やFIFAワールドカップカタール2022に臨むメンバーにも名を連ねた。しかし、FIFAワールドカップカタール2022活動中に「個人的な理由」でチームを途中離脱すると、それ以降は一度も召集されず。今年3月にはホワイト自身が代表活動への参加を拒否したことが明らかになった。
アーセナルでプレミアリーグ屈指のDFに成長しながら、ここまで国際Aマッチの出場はわずか4試合に留まっているホワイト。『アスレティック』などの現地メディアは3月、同選手が代表活動を拒否した理由について、ガレス・サウスゲート監督の下で序列が低い状態にあること、代表キャリアとクラブキャリアの両立が困難だと考えていること、代表のアシスタントコーチを務めていたスティーブ・ホランド氏との確執があると報じていた。
ホランド氏との確執についての詳細は明らかになっていないが、FIFAワールドカップカタール2022期間中のミーティングでのやり取りが深く関連している模様。プライベートにおいてサッカーをほとんど見ないことで知られているホワイトに対し、ホランド氏が全選手の前でそのことを揶揄するような発言をしたと伝えられている。
しかし、ホランド氏はEURO2024後のサウスゲート監督辞任に伴い代表チームを去ることに。これを受け、ホワイトは約2年間遠ざかっているイングランド代表活動への復帰を検討しているという。『デイリーメール』はアーセナルでの直近のパフォーマンスを踏まえ、新監督の下で同選手が右SBのスターティングメンバーに抜擢される可能性もあると指摘している。
なお、イングランド代表の新監督は現時点で未定。後任候補にはニューカッスルのエディ・ハウ監督やマウリシオ・ポチェッティーノ氏、グレアム・ポッター氏らの名前が挙がっている。