PayPay保険サービス、Zフィナンシャル、PayPayは7月18日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」内の「PayPayほけん」ミニアプリにおいて、4月22日より提供を再開した「熱中症お見舞い金」の今年度の加入件数が、サービス提供開始以降、最速で7万件を突破したことを発表した。また、累計加入件数は、サービス提供開始から約3年で19万件を突破している。

  • 「熱中症お見舞い金」今年度7万件達成

同保険は、熱中症リスクに特化した保険業界初の保険商品として、2022年から毎年期間限定で提供している保険商品。本保険に加入したユーザーが、保険期間中に日射または熱射により障害を被り、病院などで医師により点滴治療を受けた場合、治療保険金が支払われる。今年4月の全国平均気温が過去最高を更新し、連日、真夏日が続いたことから、今年度の加入件数は、提供再開以降、前年同期比約3倍で推移し、サービス提供開始以降最速で7万件を突破した。

熱中症対策として真夏日当日の加入件数が増加傾向

同保険は、加入期間が「月額型」「期間選択型」から選択でき、月額型は申込日の翌日から保障が開始されるが、期間選択型の場合は、午前9時までに申し込むと、当日午前10時から保障が開始される。そのため、最高気温が真夏日予想の日には、加入件数が伸びる傾向にあるという。

  • 熱中症お見舞金 加入件数vs気温

家族のための契約やリピーターの増加、真夏のイベント対策としての活用も

同保険の加入者は、本人の申し込みに加えて、家族全員分まとめて申し込むこともできる。実際に、これまでの加入件数のうち、約半数は申込者の子どもや配偶者、親など家族のための契約で、申込者本人のための加入だけでなく、子どもの部活動に備えたり、遠方に住む高齢の家族のために加入したりするケースも多くみられるという。また今年は、屋外のライブやコンサートなど、イベント時の熱中症対策としての活用も人気があるという。

さらに、昨年の加入者には「リピート割」が適用されることから、今年の加入者の約半数(43%)がリピート割を利用するなど、熱中症対策として保険を選択する人が増えており、熱中症保険が社会に浸透していると推測される。

  • 加入者の申し込み傾向/リピートの傾向

同保険の月額型は「お手軽プラン」「基本プラン」「安心プラン」の3種類で提供。期間選択型は1プラン(保険金額は月額型の安心プランと同等)。ニーズに応じた幅広いプランを用意している。

  • 月額型

  • 期間選択型