大正製薬は7月16日、「腸活に関する意識調査」の結果を発表した。調査は5月10日〜12日、全国の20〜60代の男女1,500人を対象に行われた。
まず、腸活を意識しているか聞いたところ、「とても意識している」が8.5%、「やや意識している」が30.8%で、合わせて約4割が意識している事が明らかとなった。また、年代が下がるほど腸活を意識している人が少ない傾向で、20代では約3割で最下位となっている。
腸活の目的としては、「全身の健康を保つため」(46.7%)、「免疫力を保つため」(46.2%)、「便秘改善のため」(43.1%)が上位であった。
また、腸活を意識して行う事を尋ねてみると、「ヨーグルトを食べる・飲む」が63.7%で最多となった。
ビフィズス菌の認知・理解・摂取についての調査では、認知率は84.9%にのぼる一方で、特徴を理解している人は4割程度にとどまった。また、「乳酸菌とビフィズス菌は全く別物である」という事を知る人は8.2%となっている。
ビフィズス菌の摂取状況については、「日常的に摂っている」が12.1%、「ときどき摂っている」が34.9%で、合わせて5割弱が摂取している結果となっている。年代別で見ると、若年層ほど摂取率が低い傾向が伺えた。