マイボイスコムは「シャンプーの利用」に関するインターネット調査を実施した。期間は2024年6月1日〜7日。同調査の実施は9回目となる。調査では髪や頭皮の悩み、シャンプーの利用状況や期待する効果などについて聞いた。

  • 髪や頭皮の悩み・気にしていることは「白髪」が4割超に

シャンプーに期待する効果は?

調査の結果、髪や頭皮について悩みや気にしていることがある人は7割強となった。

悩みや気にしていること(複数回答)は「白髪」が43.9%、「髪の量」「髪のハリ、コシ、ツヤ」「抜け毛、脱毛」が2〜3割に。

「髪の量」「髪の毛の痛み・ダメージ」「髪質」は女性若年層、「髪のまとまり」は女性10〜50代で比率が高くなっている。女性50〜70代では「白髪」「髪のハリ、コシ、ツヤ」が上位2位、男性10・20代では「フケ」が1位となった。

  • シャンプーで洗髪する頻度は、「1日2回以上」「1日1回」合わせて6割強

シャンプーで洗髪する人は約97%と、ほぼ全員がシャンプー使用者だった。

毎日洗髪する人は「1日2回以上」「1日1回」を合わせて6割強。「週に4〜5回」は女性60〜70代、「週に2〜3回」は70代で比率が高くなっている。

  • シャンプーに期待する効果は、半数以上が「汚れを落とす」

シャンプーに期待する効果(複数回答)は「汚れを落とす」が利用者の52.5%、「頭皮や地肌ケア」「髪や頭皮のにおいを防ぐ」「髪のダメージのケア」「パサつきをおさえる」「髪のハリ・コシを出す」が各20%台となった。

女性では「パサつきをおさえる」「髪のつやを出す」「髪のダメージのケア」の比率が高く、男性との差が大きくなっている。「髪のハリ・コシを出す」は女性高年代層、「広がりをおさえる」は女性や若年層で高い傾向だ。

シャンプー購入時の重視点(複数回答)は「髪質に合うこと」「価格」が利用者の各4割弱、「メーカー・ブランド」が29.1%、「洗浄力」「香り」が各2割弱に。女性で比率が高い項目が多く、特に「髪質に合うこと」「髪のまとまり感」は男女差が大きくなっている。

シャンプーの銘柄を変えるタイミング(複数回答)は「使っていたシャンプーを使い切った」「使っていた銘柄が手に入らない・販売終了した」が利用者の2割前後、「魅力的な商品があった・発売された」が14.4%だった。

シャンプーを効果や種類で選ぶことが多い層では、「使っていたシャンプーを使い切った」のほか、「店頭で気になる商品を見つけた」「魅力的な商品があった・発売された」が他の層より高くなっている。 

<回答者のコメント>

☆シャンプーを選ぶ際に重視すること・気にすること(全4,067件)
・地肌がとても弱いので、油を落としすぎないものを選んでいる。(男性39歳)
・ボリュームアップ効果を重視。健康美容系に詳しい人のおすすめは信じる。(男性40歳)
・髪質が改善されるとは思っていないので、フケが防げればよい。(男性45歳)
・くせ毛へのケアができるか、カラーによるダメージケアができるか。(女性27歳)
・40代に入ってからは地肌にダメージが少なく、余分な成分が入っていないもの、かつ、髪にハリやコシが出るものを選ぶようになりました。でもやはり飽きてしまうのと、もっといいものがあるかもと思う中で、最近、薬局やロフトなどで1回分のお試しがたくさん販売されており、数種類購入しては試しています。(女性45歳)
・子どもと一緒に使えて、ノンシリコンシャンプーで、匂いがきつくない商品が好き。(女性49歳)

■調査概要

【調査対象】MyVoiceのアンケートモニター
【調査方法】インターネット調査
【調査時期】2024年6月1日〜6月7日
【回答者数】9,426名