Visaは7月12日、パリ2024大会のTeam Visaアスリートの最終的なメンバー147名を発表した。

  • 「パリ2024大会」Team Visaアスリート

パリ2024大会のTeam Visaには、シモーネ・バイルズ(アメリカ、体操競技)、スカイ・ブラウン(イギリス、スケートボード)、ノア・ライルズ(アメリカ、陸上競技・短距離)、ライサ・ローシャマシャード(ブラジル、パラリンピック選手、やり投)といった、オリンピック・パラリンピック競技大会のメダル保持者のほか、半井重幸(Shigekix)(日本、ブレイキン)、グッドネス・ヌワチュクウ(ナイジェリア、パラリンピック選手、円盤投)など初参加の選手が名を連ねている。また、イラン北部の故郷を追われ、オランダに逃れている難民アスリートのディナ・ポーリョウネス(テコンドー)もTeam Visaに迎えている。

ノア・ライルズは「Visaは、競技の内外でアスリートをサポートしており、その活動は素晴らしいものだと思います。パリ大会に出場するにあたり、全力を尽くすことを楽しみにしています。Team Visaをはじめ、あらゆる場面でともに力になってくれるサポート体制に心から感謝しています」と述べている。

Visaは、会場や自宅で大会の気迫が楽しめる施策も公開した。大会会場では、Visaカードホルダー向けの新モバイルアプリVisa Goを提供する。このアプリでは、ユニークな体験や限定コンテンツの配信、Team Visaアスリート情報や大会中の活躍の紹介を行う。また、公式パートナーや地元のショップ、レストランの割引や特典も提供する。同アプリでは、Visaバーチャルプリペイドカードを購入することも可能。

また同社は、6名の世界的なアーティストに依頼し、パリや近郊の開催都市の看板に、大会の開催を祝し地元のビジネスを紹介する作品を登場させた。世界のストリートアートの中心地パリを称え、作品は駅、空港、地下鉄、その他市内各地の看板に掲示され、街の活気を支える地元の中小企業を応援する。

同社がRobloxで提供するオリンピックワールドでは、スポーツをテーマとするアクティビティーや探検、面白い豆知識などの新しい没入型体験を楽しむことができる。