R&Gは、「睡眠に関する意識調査」の結果を2024年7月9日に発表した。調査は2024年5月30日〜31日の期間、男女500人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • なかなか眠れない日はどれくらいある?

なかなか眠れない日はどれくらいあるか尋ねたところ、「週1〜2日」(37.2%)が最も多く、また、週1~2日以上の人が全体の7割以上いることが判明した。また、14.2%が「ほぼ毎日」と回答し、睡眠に深刻な悩みを抱えている人も多いことがうかがえる。

  • 眠れなくなる原因は?

眠れなくなる原因を見ると、約6割が「仕事や家庭でのストレス」(298人)と回答。次いで、「音が気になる」(62人)、「生活リズムの乱れ」(58人)と続いた。

さまざまなストレスについて、「仕事のプレッシャーと、今後の生活に関する不安」「残業で不規則な生活になった」「寝る前までパソコン作業をやっていること」などのコメントが寄せられた。

  • 眠れないときはどうする?

眠れないときの対処法に対し、トップの「スマホ・パソコンを触る」(157人)に次いで、「じっとしている」(102人)、「音楽・ラジオを聞く」(74人)との結果に。

  • 眠れないときどんな感情になる?

眠れないときの感情について尋ねると、「焦り」(265人)や「不安」(242人)が上位に上がった。次いで、「苛立ち」(117人)、「退屈」(90人)、「無気力」(76人)と続いた。

  • よく眠れるために試してよかったこと

よく眠れるために試してよかった方法をみると、1位は「運動して体を疲れさせる」(74人)、2位は「寝る前にスマホ・パソコンを触らない」(65人)、3位は「寝る前にストレッチする」(64人)だった。

睡眠健康指導士の田口里奈氏によると、「眠れないときにスマホでのゲームやSNSなどを見ることは控え、リラックスできる音楽や、気持ちが落ち着く内容の本など、頭を興奮させない行動はおすすめ」としている。また、不調が続く場合は医療機関への受診も検討してほしいとのこと。