リーウェイズは7月3日、「過去5年間で中古マンション価格が上昇した東京都内の駅ランキング」を発表した。同ランキングは、同社が保有している不動産取引データをもとに作成された。
今回の集計対象は中古マンションの募集価格。東京都内の駅からおおむね徒歩15分以内で、専有面積50平米以上70平米未満、(データ取得時において)築年数10年以上20年未満のSRCまたはRC造のマンション。2019年1-6月と2024年1-6月の募集価格のm2単価の平均値を集計した。
ランクインした駅をみると、再開発プロジェクトが進行中のエリアや、新たな商業施設や公共施設の整備が進んでいる地域では住環境の向上が顕著であり、価格が上昇している。また、人気の学校区に位置している駅や、緑地や公園などの自然環境が整っているエリアも高い上昇率を示している。
さらに、都内中心地へのアクセスの良さや交通インフラの改善も大きな要因に。新しい鉄道路線の開通や駅の改修によって利便性が向上した地域では、住みたいと思う人々の増加に伴い中古マンションの価格も上昇している。同社によれば、特に通勤・通学の利便性が高いエリアは、常に高い需要を維持しており、今後も安定した価格上昇が見込まれるという。