女優の大竹しのぶが2日、都内で行われたディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』(8月1日公開)の吹替版完成披露舞台挨拶に、多部未華子、横溝菜帆、マヂカルラブリー・村上、小清水亜美とともに登壇した。

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本作は、どんな人の中にも広がっている“感情たち”の世界が舞台。主人公の少女ライリーが高校入学という転機を迎え、頭の中で彼女の幸せを子供の頃から見守るヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、ビビリ、イカリの5つの感情たちの前に、新たに4つの大人の感情、シンパイ、イイナー、ダリィ、ハズカシが現れ、感情の嵐が巻き起こる。

前作に引き続きカナシミを演じた大竹は「またあのカナシミに出会えるのかと思うとうれしくてうれしくて、9年も経っていたんですけど、カナシミのトーンとか存在は私の体の中にいて、懐かしみながら録音しました」と再び演じた喜びを語り、「ちょっと大人になったライリーの感情たちが、ライリーの頭の中で大暴れするので、とっても楽しい作品になっている。本当に素晴らしい作品だと思うので楽しんでください」と太鼓判を押した。

演じたキャラクターにちなんで最近悲しかったことを聞かれると、「悲しみってあまりなくて。悲しいことを割とすぐ忘れちゃうのかもしれません」と回答。「強いて言えば、インタビューで『2年前に録音したときも』と言って、『もう9年前ですよ』って言われて、時間があっという間に過ぎること」と9年前を2年前と勘違いしていたことを明かし、会場から笑いが。大竹は「こんな年になっちゃったというのが悲しいです」と笑顔で嘆いていた。