FreeLifeConsultingは6月28日、「新NISA利用実態調査」の結果を発表した。調査は6月23日〜26日、GFS無料特別講座を受けたことがある10代~70代の男女1,218名を対象に、インターネットで行われた。

  • つみたて投資枠と成長投資枠の利用状況

    つみたて投資枠と成長投資枠の利用状況

調査によると、投資を学んでいる人の91%がNISA口座を開設済み。つみたて投資枠と成長投資枠のどちらを利用しているかというと、「両方の枠を併用している」と回答した人が59.2%、「つみたて投資枠のみ」が25.3%、「成長投資枠のみ」が8.6%、「未定」が6.9% という結果に。新NISAになり2つを併用することができるようになったため、このメリットを活かして投資している人が多いことがわかった。

  • つみたて投資枠の毎月の積立金額

    つみたて投資枠の毎月の積立金額

毎月の積立金額については、「10万円」(20.6%)が最も高く、つみたて投資枠の年間120万円の上限を残すことなく使うということで、非課税枠が拡充された恩恵をフル活用している人が多い結果に。また、月10万円積み立てている人の70%以上が700万円以上の世帯年収であり、年収が平均より高い世帯または共働きなどで家計に余裕のある世帯が多いよう。

  • 新NISAで投資している商品

    新NISAで投資している商品

続いて、新NISAで投資している商品を教えてもらったところ、「投資信託(米国株)」(63.9%)、「投資信託(全世界株)」(50.8%)、「個別株(日本株)」(32.2%)、「投資信託(日本株)」(24.3%)、「投資信託(新興国株)」(18.4%)の5つを選択している人が多く、特に米国を代表する株式指数「S&P500」や全世界株式に連動した「オールカントリー」の人気の高さが反映された結果に。

最後に、「現時点での投資結果に満足していますか?」と聞くと、59.4%が「満足している」と回答した。