鶴亀は、「夫婦の寝室を別にしたきっかけに関する意識調査」結果を6月25日に発表した。同調査は2024年5月27日~6月5日の期間、夫婦別室で寝ている503人を対象にインターネットを用いて行われた。

  • 夫婦の寝室を別にしたきっかけ1位は「生活リズムの違い」

夫婦の寝室を別室にしたきっかけを聞いたところ、1位は「生活リズムの違い」(187人)だった。2位「音が気になる」(161人)、3位「出産・育児を機に」(108人)も多くの票を集めている。

夫婦別室を提案したのは「妻」が65.6%だった。男性のほうがいびきをかきやすいとされているため、夫のいびきに悩む女性から提案するケースが多いという。

  • 夫婦別室にしてよくなかったことは「コミュニケーション不足になる」

また、夫婦別室にしてよかった理由」を聞いたところ、圧倒的1位は「よく眠れる」(238人)、次ぐ2位は「気をつかわなくていい」(101人)だった。

続いて夫婦別室にしてよくなかった理由を聞いたところ、「会話が減り、スキンシップもなく距離ができてきた」」別室になったことで、子育てに参加していない感が強まった」「一人で眠ることが寂しいから」など、「コミュニケーション不足になる」と答えた人が多くなっている。

  • 「夫婦別室にしても夫婦仲は変わらない」が52.2%

夫婦別室にしたことで夫婦仲がどうなったかという質問には、「変わらない」と回答した人が52.2%で半数以上だった。

また、今後も夫婦別室を続けていくか聞いたところ、「支障がない限り続ける」が8割近くにのぼった。

なお同室に戻すことを検討するシチュエーションとしては、「高齢になってお互いの健康が心配になってきたら」が多く挙げられた。