明光ネットワークジャパンは6月20日、「中学生の夏休みの過ごし方に関する実態調査」の結果を発表した。調査は2024年6月3日~6月8日、中学生の子どもを持つ全国の保護者1,000名を対象にインターネットで行われた。
保護者の約半数が夏休み期間中、子どもにストレスを感じている
夏休み期間中、子どもに対してストレスを感じることがあるか質問したところ、48.4%が「ストレスを感じる」(ストレスを感じる:15.2%、どちらかというとストレスを感じる:33.2%)と回答した。
夏休みの子どもに対するストレスの原因は?
夏休み期間中、子どもにストレスを感じていると回答した保護者484名を対象に、ストレスを感じる原因について質問をしたところ、最多回答は「長時間のスマホ・ゲームの使用(46.7%)」、次に「生活リズムの乱れ(44.8%)」、「食事の準備や片付け(44.0%)」と続いた。
中学生の夏休みの予定、第1位は「部活・クラブ活動」
子どもの夏休みの予定について質問したところ、最多回答は「部活・クラブ活動(41.2%)」、次に「家族旅行(32.7%)」、「塾の夏期講習(25.0%)」と続いた。
夏休みに保護者が子どもに望むこと
夏休みの期間中、生活面で子どもに望むことについて質問したところ、最多回答は「規則正しい生活リズムを守ること(56.4%)」、次に「計画を立て過ごすこと(45.2%)」、「スマホやTVゲームの使用時間を控えること(36.4%)」と続いた。
夏休みの宿題に生成AI使用はOK? 保護者の意見は
子どもが夏休みの宿題や課題に生成AIを使用することについてどのように思うか質問したところ、30.2%が「使用するべきだと思う(使用するべきだと思う:7.7%、どちらかというと使用するべきだと思う:22.5%)」、41.0%が「使用を控えるべきだと思う」(使用を控えるべきだと思う:21.6%、どちらかというと使用を控えるべきだと思う:19.4%)と回答した。また、28.8%が「わからない」と回答した。
「計画通りに夏休みを過ごせていない」中学生が半数以上
昨年の夏休みの過ごし方について、子どもが計画通りに過ごしたか質問したところ、38.1%が「計画通りに過ごしている」(計画通りに過ごしている:7.5%、どちらかというと計画通りに過ごしている:30.6%)と回答した。一方で、37.2%が「計画通りに過ごしていない」(計画通りに過ごしていない:14.6%、どちらかというと計画通りに過ごしていない:22.6%)、17.8%が「計画を立てていない」と回答、合わせると中学生の半数以上が計画通りに夏休みを過ごせていないか、計画を立てていないことがわかった。
保護者の6割以上が子どもは夏休みを有意義に過ごしていると回答
昨年の夏休みの過ごし方について、子どもは有意義に過ごしたと思うか質問したところ、62.5%が「有意義に過ごしたと思う」(有意義に過ごしたと思う:17.9%、どちらかというと有意義に過ごしたと思う:44.6%)、26.3%が「有意義に過ごしていないと思う」(有意義に過ごしていないと思う:10.2%、どちらかとういうと有意義に過ごしていないと思う:16.1%)と回答した。
夏休みを有意義に過ごせなかった理由、最多は?
昨年の夏休み、子どもは有意義に過ごしていないと回答した保護者263名を対象に、子どもの夏休みが有意義でなかった理由について質問したところ、最多回答は「計画性がなかった(38.4%)」、次に「生活リズムが乱れていた(36.5%)」、「日々、長時間スマホをしていた(36.5%)」が並んだ。
明光義塾調べ