フジテレビのバラエティ番組『相葉◎×部』(毎週土曜16:30~ ※関東ローカル)のイベント『相葉◎×部presents 覆面振付バトル部FES』が19日、東京・豊洲PITで開催され、終演後に相葉雅紀、えなりかずき、Travis Japan、アバンギャルディ、振付師のakaneが取材に応じた。

  • (前列左から)えなりかずき、相葉雅紀 (後列)Travis Japan (C)フジテレビ

    (前列左から)えなりかずき、相葉雅紀 (後列)Travis Japan (C)フジテレビ

Travis Japan×アバンギャルディのダンス対決は「すごい名勝負」

「覆面振付バトル部」は、ダンスに自信のある芸能人が指定された曲を振付し、顔を隠して収録したダンス動画で対決する番組の人気コーナー。今回は、覆面振付バトル部・部長の松田元太らTravis Japanと、世界で活躍するダンスグループ・アバンギャルディが、Adoの「新世界」を課題曲にステージでダンスバトルを繰り広げ、アバンギャルディが見事勝利を収めた。

このバトルを振り返り、相葉が「こんな素敵なメンバーに囲まれて覆面振付バトルができたことが、本当に僕は幸せでしたし、楽しかったよね」と言うと、えなりも「すごい名勝負を見させていただいて感動しました。ありがとうございました」と感謝し、Travis Japanとアバンギャルディもそれぞれ「ありがとうございました」と返した。

覆面振付バトル部・部長のTravis Japan・松田元太は「おふたりがおっしゃったように幸せでしたし、後輩としてもすごく歴史的な瞬間をたくさん見させていただいたし、ダンス部の部長としてもすごく刺激をいただけるフェスで、すごくハッピーな時間でした」と感激の様子だ。

お客さんに喜んでもらえる方向には持っていきたい

バトル終了後には、Travis Japanの「夢のHollywood」にアバンギャルディがコラボするだけでなく、相葉が参加して3年半ぶりのステージダンスを披露。振付を担当したakaneは「今回のフェスをするにあたって相葉さんが3年半ぶりに踊られるいうことで、一番ベストな形でスペシャルなものにしたいっていうことがありましたし、今回Travis Japanさんの『夢のHollywood』でパフォーマンスを一緒にさせていただけるということで、見てるお客さんがすごくほんまにキラキラ輝いてて、すごく楽しんでくださってるのを見て、このコラボレーションを一緒にさせていただいて、本当に幸せだなと思いました」と感慨の様子。さらに、「相葉さんのパフォーマンス本当にカッコよすぎて、すごかったです。アバンギャルディがパーン!と開いて、相葉さんが出てきた時ピカーン!みたいな」と、独特の表現でスターぶりを絶賛した。

相葉本人は「めちゃくちゃ緊張しましたね。久しぶりっていうのもあったし、お客さんの前に立つ機会が本当に減ってたんで。そのパフォーマンスが結構終盤にあったので、ずっとソワソワソワソワしてました(笑)」と告白。続けて、「(メイン企画の)ダンスの対決がすごく盛り上がったので、すごく気持ちよくやることができました」と謙虚に語った。

また、事務所の後輩ではないアバンギャルディと踊ったことについては、「貴重な体験でしたし、akaneさんが『夢ハリ』の振付を全部見てくださったので、アバンギャルディ色の中に入れているというのが、すごく幸せでした」と回想。続けて、「衣装も学ランで、40(歳)過ぎて着るとは思ってなかったですが(笑)、すべてが新鮮ないい時間でした」と充実の表情を見せた。

  • 3年半ぶりにステージでダンスを披露した相葉雅紀(中央)とTravis Japan、アバンギャルディ (C)フジテレビ

七夕の願い事で「相葉くんと共演したい」と書いたというTravis Japanの七五三掛龍也は「本当に幸せでした」と笑顔に。また、「相葉くんと仲良くなったきっかけが、嵐さんのバックに付かせてもらって、そのときに相葉くんの衣装を着替えさせる担当だったんですよ。そこから今こうして同じステージで一緒にパフォーマンスできて、すごく感慨深いなとうれしく思いました」と話すと、すかさず相葉が「今度俺が衣装着替えさせてあげるよ(笑)」と志願し、七五三掛は「いやいやいや(笑)」と謙そんした。

3年半ぶりダンス披露の後、目を拭うしぐさを見せながら「汗~!(笑)」と強調していた相葉。「実際のところうるっときてましたか?」と聞かれると、「それ聞きます~?(笑)」とかわしながら、「やっぱりお客さんの前に立ちたかったし、こういう機会でフジテレビさん発で今回はやらせてもらいましたけど、こういう場所って本当にいいなって単純に思いました。僕ら(嵐)もまだ別に解散してなくて休止の状態なので、ちょっとまだどうなるか分からないですけど、お客さんに喜んでもらえるような方向には持っていきたいなと思ってるんで。僕1人の一存では決められないですけど、やっぱりお客さんから直接もらうパワー、そこでこっちから放つエネルギーっていうのを受けたり、渡したりというこの空間が最高に楽しかったです!」と力強く語った。

そこで、「相葉さん的には、(嵐の活動再開は)いつでも行けますか?」と質問が飛ぶと、「いつでも行ける……うーん」と少し考えながら、「そうですね。いつでも行けます!」と答えてくれた。

中村海人、満を持して質問も一蹴される

記者からの質問が一段落すると、Travis Japanの中村海人は「ええっ!? もったいないっすよ! 絶対もったいないっすよ! 聞くことめっちゃあるでしょ!」といい、記者側に移動して自ら質問することに。満を持して、「Travis Japanから来ました中村海人です。相葉くんは、待っててくれたファンの皆さんの前で踊ったじゃないですか。気持ち良かったっすか?」と尋ねるも、「薄い質問(笑)」と一蹴されてしまった。

これではいけないと川島如恵留が「相葉さん、えなりさんに質問です。またやりたいですか?」と切り込むと、相葉は「いやぁ核心突くねぇ」と評価。えなりが「僕はやりたいです」と言うと、相葉は「僕もやりたいですけど、またリベンジさせてもらう?」とTravis Japanに聞き、メンバーたちは次々に「やりたいです!」と懇願していた。

『相葉◎×部presents 覆面振付バトル部FES』の模様は、FODなどで30日までPPV(ペイ・パー・ビュー)で配信されている。

  • 全員で記念撮影 (C)フジテレビ