リクルートが提供する進路情報メディア『スタディサプリ進路』は、「おこづかい」についてのアンケート調査の結果を発表した。同調査は、2024年4月5日〜10日の間、全国の高校生男女682人を対象にインターネットで実施したもの。

  • ひと月のおこづかい平均金額

ひと月にもらっているおこづかいを聞いたところ、平均金額は「5,279円」であった。昨年の同調査での4,950円よりも329円アップ、また一昨年の5,582円よりも303円ダウンという結果になったという。

同社によると「昨年のフリーコメントで、近頃、日々手に取るお菓子やファストフードが小さくなったり量が減っていると、物価上昇の影響を高校生自身が感じている様子がわかったが、今回の金額アップは、まさにこの物価上昇に伴う必要不可欠なものだったのではないだろうか」としている。

  • 「他の何かを我慢することになったとしても、これはお金をかけていいな、使う額を減らしたくないな」と思うものは?

  • 「他の何かを我慢することになったとしても、これはお金をかけていいな、使う額を減らしたくないな」と思うものは?

他の何かを我慢することになったとしても、これはお金をかけていいな、使う額を減らしたくないなと思うものについて尋ねると、どちらもTOP3に「飲食・イベント・ライブ・映画・テーマパーク費用」がランクイン。

ファッションやコスメといったいわゆる「モノ消費」を抑え、その日・その場でしか体験できないイベントやライブといった「トキ消費」、また映画・テーマパークなどの体験にお金を払う「コト消費」がメインであることがわかったという。

また、これまでの買い物・お金の使い方で満足度が最も高かったと感じたエピソードについて質問したところ、「1万円くらいでディズニーに行くと、ずっと思い出として話せたり写真や物が残ったり、金額以上の価値があると感じるから」「今まで貯めたお金で思い切って食べたかった高めのスイーツをお店で食べたとき」などの意見が集まったという。