中村アンが主演を務める読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『約束~16年目の真実~』(毎週木曜23:59~)のキャストが犯人を知った様子が、このほど明らかになった。あす13日に、最終回が放送される。
■『約束~16年目の真実~』真犯人をキャストに発表
今作は、連続殺人犯となった父の無実を信じて刑事となった主人公が、16年ぶりに故郷に戻ってきた途端、ある失踪事件が起きるところから始まるオリジナルの心理サスペンスドラマ。第9話「反転」放送時は、タイトルがXで日本のトレンド2位にランクイン。第7話「懺悔」・第8話「犠牲」・第9話「反転」が3週連続でTVer総合&ドラマランキング2位で、第5話から5週連続でトップ3ランクインと、話題作になっている。
今作はキャストに真犯人を明かさず撮影が行われており、互いを疑い、疑われるという心情のリアルさも見どころとなっていた。そして先週放送された第9話「反転」では、ついに真犯人が飛鳥桃(織田梨沙)であることが明らかに。
第9話の台本は、真犯人の名前が黒く塗りつぶされた状態だった。最終話の台本が渡される前、多鹿プロデューサーから、望野署メンバーを演じる中村アン、横山裕、坪倉由幸、樋口幸平、永岡佑に真犯人が発表された。予想を聞かれると、「不破君は怪しいな~って思ってたけど」(中村)、「みんな(9話の台本)見たときに不破じゃないかっていう話を……」(坪倉)、「それ(不破だって)言ってたじゃないですか、皆さん。でもこれ女性じゃないですか?(台本を指さしながら)」(横山)と、セリフにも注目する刑事役キャストたち。「ポスターの中にいる人だと思う」「今のところ誰が真犯人でもおかしくない」などそれぞれ怪しかったところを言い合いながら、最後まで考察を繰り広げた。
そして、「では、発表したいと思います。真犯人は……飛鳥桃です」とプロデューサーから告げられると一同は、「えーーー! なんでなんで!?」「ノーマークだった!」と大盛りあがり。第6話「再開」で葵(中村)が桃が怪しいと突っ走ってしまったことも、香坂(横山)が今までプロファイリングして辿り着いた犯人像もすべて当たっていたことが明かされたのだった。また、桃の母親の遺体も見つかったことから、「お母さんも殺したってこと!?」と驚く望野署メンバーだが……なぜ、桃が連続殺人犯となったのか。すべてはあす13日放送の最終回で明かされる。また、この真犯人発表の瞬間の様子は、10月25日に発売されるBlu-ray&DVDBOXの特典映像として収録される。
【編集部MEMO】13日放送 最終話あらすじ
井出(森優作)の雑貨屋で真犯人を示す決定的な証拠を見つけた葵(中村アン)。その時、同級生の一人、飛鳥桃(織田梨沙)が葵の前に現れた。連続殺人の真犯人の正体を知り、葵は衝撃を受ける。桃は、すべての殺人は自分がやったことだと認める。葵は桃にスタンガンを押し当てられ、意識を失う。香坂(横山裕)は、通話状態になっていた葵のスマホを通じて葵と真犯人のやりとりを聞いていたが、突然音が途切れて葵の身に異変が起こったと気付く。木崎(坪倉由幸)と夏目(樋口幸平)が井出の雑貨屋に駆け付けると、すでに葵は連れ去られた後だった。香坂は、警視庁本部に送致された井出を望野署に呼び戻して、桃が葵を誘拐した場所の手がかりを聞き出そうとする。目を覚ました葵は、拘束された状態で桃と対峙。桃が葵に話す、16年前に交わした約束とは。葵が追い求めた「16年目の真実」とは何なのか。