JR東日本横浜支社とJR東日本びゅうツーリズム&セールスは、熱海市で開催される熱海海上花火大会に合わせ、7月26日と8月23日に東京~熱海間で運転される臨時列車の特急「熱海海上花火大会号」を利用した旅行商品を販売すると発表した。

  • 臨時列車の特急「熱海海上花火大会号」はE257系9両編成で運転(写真はE257系の特急「踊り子」)

「熱海海上花火大会号」はE257系9両編成(全車指定席)で運転され、下りは東京駅14時40分発・熱海駅16時17分着、上りは熱海駅21時49分発・東京駅23時19分着となる。熱海海上花火大会は三面を山に囲まれた熱海湾で花火を打ち上げ、音が反響することでスタジアムのような音響効果がある大迫力の花火大会だという。

旅行商品は「熱海海上花火大会号」の往復利用と、熱海サンビーチ内のびゅう専用観覧エリア(砂浜)利用をセットにしており、熱海駅到着から花火大会開始までの約4時間、熱海駅周辺を自由に散策できる。東京駅・品川駅・横浜駅発着の日帰りプランと、観光に便利な品川エリアに宿泊する仙台駅発着の宿泊プランを用意し、両プランともにJR東日本びゅうツーリズム&セールス「日本の旅、鉄道の旅」サイトで販売されている。

東京駅・品川駅・横浜駅発着の日帰りプランは、「熱海海上花火大会号」の往復と専用観覧エリア利用のみのシンプルなプランで、定員は両日とも120名。旅行代金は大人1万800円・こども6,500円。仙台駅発着の宿泊プランは、日帰りプランの内容に加え、仙台駅から東京駅まで東北新幹線「やまびこ」を往復利用でき、品川プリンスホテルにも宿泊可能。2日目の東京駅発車時刻(15時)までフリータイムとなる。定員は両日とも30名。旅行代金は2名1室利用で大人4万6,800円・こども3万3,800円、1名1室利用で大人5万6,800円となる。