今や、一家に何本もあるスマホの充電ケーブル。熱を持っていたり、コネクターが変形していても「充電できているから大丈夫」と思っていませんか? でもその状況、いつ火災が発生してもおかしくないのだとか。

今回は、マイナビ学生の窓口に所属するZ世代の大学生「トレンドリサーチャー」が注目するニュースを紹介します!

「まだ充電できる」が危ない

経済産業省によると、「スマホの充電器から異臭がして、布団が焦げてやけどを負った」り、「充電中にカーペットが焦げた」といった事故が多発しているとか。原因は、コネクターが変形したままのケーブルで充電していたこと。

変形したコネクターを使用していると、端子間がショートしてスパークが発生し、異常発熱を起こします。近くの布製品などに引火すれば、火事になってしまうことも。

こうした事故を防ぐため、経済産業省は、リコール・製品事故情報(製品事故対策室)の公式X(@kochijiko)等で、コネクターが変形した充電ケーブルの使用中止を呼び掛けています。また、「接続の方向を確認してまっすぐ挿入すること」や、「コネクター部分に液体(汗や飲料水)や異物(細かいゴミやホコリ、金属片等)が付着しないよう注意する」ことも大事だそうです。

「まだ使える」「買い替えるなんて勿体ない」と安易な考えでいると、大きな事故や火災に発展し大事なものを失うことに。異常のサインかな!?と思ったら、危険ですので、迷わず買い替えましょう。

トレンドリサーチャー: 吉田晴音
文:CHIGAKO
編集:マイナビニュース ワーク&ライフ編集部