テレビ朝日の“シン・時代劇ドラマ”『君とゆきて咲く~新選組青春録~』(毎週水曜24:15~※一部地域除く)第6話が、きょう29日に放送される。
■手塚治虫氏原作『君とゆきて咲く~新選組青春録~』
手塚治虫氏の隠れた名作『新選組』を初映像化する今作では、熱い友情で結ばれながらも、時代の波に翻弄され、やがて白刃を交えることになる2人の若き隊士、鎌切大作(前田拳太郎)と深草丘十郎(奥智哉)の姿、幕末という混沌の時代を閃光のごとく駆け抜け、はかなく散っていった新選組隊士たちの青春を2クール連続放送で描く。これまでの時代劇にはない流麗な“剣舞”も織り交ぜ、ニュースタイルの時代劇を創出する。
■第6話、隊の運命左右する剣舞本番
第5話では、会津藩への謁見に向けて隊士たちが剣舞の特訓を開始。剣に不慣れな深草丘十郎(奥智哉)はひとりだけ技を決めることができず、焦りと苦悩を深めていた。第6話では本番が迫る中、丘十郎は頭取・芹沢鴨(三浦涼介)のアドバイスにより、沖田総司(藤岡真威人)が語っていた“自然体の境地”に近づくヒントを得る。追い詰められた丘十郎にとってひと筋の光となったのは、鎌切大作(前田拳太郎)と出会った日の経験だった。あまりに純粋でひたむきな丘十郎の姿に大作も胸を揺さぶられ、ついに2人が真剣に向き合う瞬間が訪れることに!? 大作×丘十郎の熱いシーンは必見だ。そして、いよいよ剣舞本番の日が到来する。この謁見は壬生浪士組にとって会津藩の後ろ盾を得られるかどうか、隊の運命を左右する重要な場。失敗が許されない中、丘十郎らは華麗かつ勇壮に舞うことができるのか。そして大作の回想場面には、“今作の前半戦最大の衝撃”が潜む。大作がまさか、“あの男”と――!?
■荒牧慶彦&味方良介出演
第6話から参戦するのが荒牧慶彦。舞台『刀剣乱舞』や『「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage オオサカ・ディヴィジョン“どついたれ本舗”』などのステージで存在感を放つミュージカル&舞台界のスターで、映像分野でも『あいつが上手で下手が僕で』(21年/日本テレビ)で主演を務めるなど八面六臂の活躍を続けている。そんな彼がのちに木戸孝允を名乗る長州藩士・桂小五郎役で参戦。丘十郎の憎き仇・庄内玄悟(上野凱)ともつながる桂が今後、新選組とどうからんでいくのか。
剣舞を厳しく見つめるのは、話題作に次々出演する、味方良介演じる会津藩主・松平容保。彼は京都守護職として京都の治安を守る任に就いており、彼の裁量次第で壬生浪士組の行く末が決まるが、はたして容保の判断は。
【編集部MEMO】第6話あらすじ
会津藩謁見の場で鎌切大作(前田拳太郎)と組んで披露する剣舞の技が思うように決まらず、苦悩する深草丘十郎(奥智哉)。沖田総司(藤岡真威人)に指南を受けて練習するも、沖田のいう“自然体”の境地には到達できそうにない。 そんな中、頭取・芹沢鴨(三浦涼介)が発した思いがけないひと言をきっかけに、丘十郎はその境地にたどり着くヒントを得る。胸によみがえってきたのは、大作と出会った日のことで……!? その頃、壬生浪士組が会津藩に謁見するという情報を得た庄内玄悟(上野凱)ら長州藩士たちは、会津藩邸の襲撃計画を企てていた。そしていよいよ謁見の日がやって来る。