女優の石原さとみが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『Destiny』(毎週火曜21:00~)第8話が28日に放送される。
■Destiny、見逃し配信再生数累計は2,100万回に
今作は、ドラマ『Dr.コトー診療所』シリーズ(03年ほか/映画は22年)、映画『涙そうそう』(06年)、『ハナミズキ』(10年)などを手掛ける脚本家・吉田紀子氏が、自身初となる検事の世界を舞台にしたサスペンス×ラブストーリー。主人公の検事・西村奏(石原さとみ)が、大学時代の恋人・野木真樹と(亀梨和也)と12年ぶりに再会したことを機に、封印してきた青春時代のある事件の扉が開き、二人は20年に及ぶ運命の波に翻弄されていくことに……。出産を経て、今作で3年ぶりの連続ドラマ復帰を果たす石原が主演を務め、亀梨和也と初共演を果たす。TVerのお気に入り登録数が120万を突破したほか、4月期の民放連続ドラマ初回の見逃し配信再生数は第1位に。第1話~7話の累計再生数も 2,100万回(ビデオリサーチにて算出/21,895,050回/期間:4月9日~5月27日)を記録し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続けている。
野木邸放火事件の再捜査を続けていた横浜地検 中央支部の検事・西村奏が配送業者のトラックのドライブレコーダーからたどり着いたのは、野木邸から走り去る梅田祐希(矢本悠馬)だった。放火犯は野木真樹ではなく祐希だった? 大きなショックを受けながらも、検事として祐希に話を聞きに行く奏。さらに、病院では意識不明の重体だった真樹の父・野木浩一郎(仲村トオル)が目を覚まして、と第7話は、衝撃の急展開で幕を閉じた。
■第8話、放火犯は真樹か祐希か
第8話からはとうとう最終章が幕を開ける。祐希は本当に放火犯なのか。検事として真相を明らかにする決意を固めた奏は、再び取調室で被疑者の真樹と向き合うことに。いざ取り調べが始まり、祐希が語った内容を告げた奏に真樹は……!?
胆嚢がんに冒され、主治医で奏の婚約者・奥田貴志(安藤政信)から「一刻も早く手術したほうがいい」と言われていた真樹。しかし治療を拒み、病状はどんどん悪化していく。そんな真樹には“生きる意欲”と“今後生きていくための希望”が必要だと、医師として冷静に語る貴志だが、自分の婚約者である奏と真樹の関係に複雑な思いを抱えていた。そしてタイムリミットが迫る中、「僕は、あなたを生かすことも殺すこともできる」――真樹にそう告げ、貴志がとうとう動き出す。
20年前の「環エネ事件」の裏にあった父・英介(佐々木蔵之介)と真樹の父・浩一郎(仲村トオル)の深い因縁、そして真樹と祐希が放火犯かもしれないというとても信じられない疑惑に直面してショックを受ける奏。しかし奏は、英介の娘としてではなく、真樹と祐希の友人としてでもなく、ひとりの検事として真実を追い続ける。そして、ついに奏は「カオリの事故死」「環境エネルギー汚職事件」「野木邸放火事件」3つの事件を繋げる重要な“真実のかけら”をつかみ取ることに。すべては20年前から始まっていた――。そう確信した奏は、思わず走り出す。
【編集部MEMO】第8話あらすじ
放火事件の被疑者になった野木真樹(亀梨和也)を長野から横浜に連れ戻した「横浜地検」中央支部の検事・西村奏(石原さとみ)。一貫して犯行を認めている真樹だが、その供述と鑑識結果は食い違いっており、奏は刑事の渡辺(板尾創路)らと捜査を続ける。何度も聞き込みを行ううち、奏らは真樹ではない不審な男の目撃情報を入手する。しかし、現場となった真樹の実家のガレージ付近は防犯カメラの死角になっており、なかなか決め手となる証拠が見つからず捜査は暗礁に乗り上げていた。そんな中、現場付近を走っていた宅配トラックの存在に気づいた奏は、搭載されているドライブレコーダーの分析を渡辺に依頼する。するとそこに映っていたのは、大学時代の親友で弁護士の梅田祐希(矢本悠馬)だった。ショックを隠しきれないまま、奏は祐希と知美(宮澤エマ)夫妻の自宅を訪ねる。検事として事件のことを問う奏に、祐希がようやく重い口を開く。そんな中、体調が安定した真樹の取り調べが再開。奏と真樹は、再び検事と被疑者として対決することに。祐希と真樹、どちらかが放火事件の真犯人なのか。襲いかかる過酷な現実を前にしてもなお、検事として真実を追い続ける奏の運命は!?