リクルートは5月23日、東京駅まで電車で30分以内に到着するシングル向け物件の家賃相場の調査結果を発表した。同調査は、2023年8月~2024年2月の期間、10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DKの物件を対象に行われた。

  • 調査結果

東京駅まで電車で30分以内にある家賃相場が安い駅TOP15

1位はJR京葉線・南船橋駅で家賃相場は6万4000円。千葉県船橋市に位置し、西船橋・新松戸方面に向かうJR武蔵野線も乗り入れている。東京駅までは、JR京葉線に乗って10駅・約30分で到着。南船橋駅の北側には船橋競馬場や2つのショッピングモールが広がり、その先に住宅街が続く。

2位は家賃相場6万5500円でJR総武線・津田沼駅がランクイン。JR総武線の快速に乗って約30分で東京駅に到着できる。1位・南船橋駅とは直線距離で2.5kmほどしか離れておらず、津田沼駅から5分も歩けば新京成線の新津田沼駅があり、20分少々で京成本線・谷津駅、東南方面へ徒歩15分ほどで京成本線・京成津田沼駅にも行ける駅が密集するエリアに位置している。

3位には家賃相場6万6000円となった4駅がランクイン。都営新宿線の隣接駅である一之江駅と瑞江駅、日暮里・舎人ライナーの扇大橋駅、JR京浜東北・根岸線の蕨(わらび)駅。

この4駅のうち、東京駅までの所要時間が最短である一之江駅。一之江駅から東京駅まで都営新宿線1本で、市ヶ谷駅まで約28分、新宿駅までは約34分で行くことができるのは魅力的だ。地下にある駅から直結するビルでは、コンビニや持ち帰り弁当店が営業しており、東口側にはスーパーや100円ショップがあるほか、バスロータリーを囲むようにハンバーガーや中華料理などの気軽に入れる飲食店やコンビニも充実している。