東京都は5月31日、世界禁煙デーとそれに続く禁煙週間に合わせ、東京都医師会と共同で、東京スカイツリーをはじめとする都内施設を、受動喫煙防止のシンボルカラーであるイエローグリーンにライトアップする。

  • 世界禁煙デー

近年、都の喫煙率は減少傾向が続いている一方で、飲食店等での受動喫煙の機会は以前よりは減少しているものの、令和5年の調査では前年より増加したという結果も出ている。そこで、あらためて禁煙や受動喫煙対策に関心を持ってもらえるよう、都庁第一本庁舎のほか、東京スカイツリーや自由の女神像など都内施設の協力を受け、都内をイエローグリーンに染め上げる。

  • ライトアップイメージ

世界禁煙デーの5月31日には、東京スカイツリーで19時45分頃から24時まで。隅田川橋梁群(白鬚橋、吾妻橋、駒形橋、厩橋、蔵前橋、清洲橋、永代橋、佃大橋、勝鬨橋、築地大橋)では日没の15分後から23時まで。自由の女神像(台場)では18時から翌5時30分まで。ゆりかもめ新橋駅では、7時30分から翌1時30分までライトアップを実施。

禁煙週間の5月31日~6月6日は、都庁第一本庁舎、東京芸術劇場、東京体育館、駒沢オリンピック公園総合運動場、渋谷ヒカリエ、味の素スタジアム(6月2日と6月5日除く)で実施する。

また、5月1日~6月6日まで、禁煙啓発動画を発信する。放映場所は、新宿西口4号街路地下道柱面デジタルサイネージ、Rakuten Vision、タリーズコーヒー都庁店店内モニター、東京競馬場、大井競馬場、京王閣競輪場、立川競輪場、平和島競艇場、東京ドームシティ。( 競馬場・競輪場・競艇場はレース開催日の全日又は一部日程。東京ドームシティは5月31日から)

都庁第一本庁舎1階中央展示スペースでは、5月31日~6月6日まで、たばこの害について説明したポスターや、令和5年度20歳未満喫煙防止・受動喫煙防止ポスターコンクールの最優秀賞作品等の展示を行う。

  • 昨年度の展示の様子