ミネラル創和は、「働く30~50代の女性に足りていない栄養素」に関する調査の結果を4月18日に発表。同調査は、調査回答時に内科医であると回答したモニター1,007人を対象に、2024年3月29日~4月1日の期間、インターネットで実施された。
「この5年間で身体の不調を訴える女性患者さんは増えましたか?」と尋ねたところ、「増えた」と回答した人は86.1%、「増えていない」と回答した人は3.9%という回答結果に。
「30代~50代の女性患者さんが身体の不調について訴えるときの症状はどのようなものですか?」と尋ねたところ、もっとも多かった回答が「疲労感がとれない」(50.9%)、ついで「貧血」(36.5%)、「寝つきが悪い」(33.4%)であった。また、前述のような患者さんに不足している栄養素だと思うものについて尋ねたところ、もっとも多かった回答が「ミネラル」(47.4%)であり、「炭水化物」(36.0%)、「たんぱく質」(32.9%)と続いた。
次に、免疫力を向上させるために効果的な栄養素はあるか聞くと、「ある」と回答した人の割合が全体の8割以上であった。また、「それはどのような栄養素ですか?」と尋ねたところ、「ミネラル」と回答した人の割合が57.9%、次いで「炭水化物」(46.1%)、「たんぱく質」(37.3%)という結果に。
患者の血液検査時に不足していると感じるミネラルは何か尋ねたところ、もっとも多い回答は「マグネシウム」(58.6%)、次いで「鉄」(50.7%)、「カリウム」(39.4%)であった。
対象者自身について、意識してミネラルを摂取しているかという質問に対して、「している」と回答した人の割合が90.0%となり、ほとんどの人が意識していることがわかった。また、その理由を尋ねると、「意識して摂取しないと不足する栄養素であるため」(30代/女性医師/東京都)や「健康を維持できるから」(30代/男性医師/岩手県)という意見があがった。一方で、ミネラルの摂取を意識していないと回答した人に対して理由を聞くと、「特に不調を感じていないため」(30代/男性医師/愛知県)や「意識していなかったから」(50代/女性医師/東京都)などの意見があがった。
前述の質問に対して、ミネラルの摂取を意識していると回答した人に摂取しているミネラルを尋ねたところ、もっとも多かった回答が「マグネシウム」(58.4%)、次いで「鉄」(49.3%)、「カリウム」(39.6%)であった。
最後に、ミネラルが重要である理由について聞くと、「ミネラルは体内でつくることができないから」(48.1%)と回答した人がもっとも多く、次いで「現代の食生活では栄養素が補えていないので、新型栄養失調が蔓延しているから」(47.6%)、「アレルギーや生活習慣病が増加しているから」(33.2%)、「ミネラルが他の栄養素のサポートもするから」(32.8%)などがあがった。