彼女がいるのに好きな人ができてしまって、どうすべきか悩んでいる男性は少なくないでしょう。本記事では、彼女がいるのに好きな人ができてしまったときの対処法や彼女と別れることを選んだ場合の注意点を解説します。

彼女がいるのに好きな人ができてしまう理由

  • 彼女がいるのに好きな人ができてしまう理由

彼女がいるのに好きな人ができてしまうのには、どのような理由があるのでしょうか。ここでは考えられる理由を解説します。

彼女への気持ちが冷めている

自分でも気づかないうちに、今の彼女に冷めている可能性があります。決定的な出来事がなくても、「交際期間が長い」「忙しくて会う時間が減っている」「顔を合わせる頻度が高すぎる」「彼女からの愛情を感じない」、このようなことが原因で自分でも気づかないうちに彼女に冷めてしまうのはよくあることです。

一時の気の迷い

彼女のことが好きなのに、一時の気の迷いで他に好きな人ができることもあります。例えば、彼女と喧嘩したときに他の女性から優しくされて好きになってしまうのはよくあることです。今の彼女の愚痴を聞いてもらったり、なぐさめてもらったりすることで心が癒され、「彼女よりもこの子の方がいいな」と、恋心に近い感覚を抱いてしまうのでしょう。この場合、彼女と仲直りすることで自然とその相手への気持ちも冷めることが少なくありません。

相手が自分の理想のタイプ

元々自分で描いていた理想の女性が突然目の前に現れたら、いくら彼女のことが好きでも揺らいでしまうことがあります。特に、彼女には絶対にバレないシチュエーションで理想の女性と出会ってしまったら、気持ちを抑えることができず、好きになってしまうでしょう。

情が湧いているだけ

会社の同僚や趣味仲間、地元の友達など、彼女よりも長い時間をともにしている女性に対して、情が湧いて好きだと感じるようになる場合もあります。長い間一緒にいると信頼関係が構築されて意思疎通がスムーズです。また、彼女を相手にするときとは違って、ご機嫌をとったり、男らしく振舞ったりする必要がないため、「なんだか一緒にいて楽だな」と感じやすくなります。

自分にとって居心地のよい関係になっていくと「この子とは離れがたい」と感じるようになり、好きかもしれないと思うようになるのです。しかしこの場合は、女性として好きなわけではなかったと後で気付くパターンが少なくありません。

彼女がいるのに好きな人ができてしまったときの対処法

  • 彼女がいるのに好きな人ができてしまったときの対処法

本当に好きかどうか考える

まずは好きな人のことを本当に好きになってしまっているのか、単なる一時的な気の迷いなのかをじっくり考えてみましょう。例えば、次のような気持ちがある場合は、本当に好きな状態だと考えられます。

・他の男性といると嫉妬してしまう
・考える時間が彼女よりも長くなっている
・尽くしたい、大事にしたいと感じる
・ふとした時に思い浮かべてしまう

上記のような状態が一定期間続いてしまっている場合は、彼女と別れるべきか考える時期にきているといえます。一方、上記のような気持ちになることがないのであれば一時的な気の迷いの可能性が高いので、相手と距離を置くなどして気持ちを整理してみてください。

別れる必要があるのか考える

好きな気持ちをはっきりと自覚していたとしても、すぐに別れるのではなく、彼女と別れるほど好きなのかどうか落ち着いて考えてみましょう。気持ちが浮ついている状態で安易に別れを選ぶと後悔します。次のような想像をして、彼女と別れるべきかどうかを見極めてください。

・彼女との将来を描いてみる
結婚を想像してみたとき、わくわくするような気持ちがあれば別れる必要はありません。彼女との結婚を想像できないときは別れを視野にいれましょう。

・別れたあと自分の気持ちがどうなりそうか考える
別れたあとに寂しい、後悔しそう、などと思えるならば留まりましょう。すっきりしそう、前向きになれそう、と思うときは、別れを選択してもよいと考えられます。

・彼女との思い出を振り返ってみる
彼女との楽しかった思い出を振り返ってみて、当時の思い出や気持ちを大切にしたいと思えるならば別れずに今の関係を続けてみましょう。彼女との過去の思い出よりも、好きな人との未来の方が大事だと思えてしまうならば、今の彼女とは別れたほうが賢明です。

信頼できる人に相談する

自分で答えがでないときは人に相談しましょう。客観的な意見を聞くことで、自分がどうすべきか見えてくることもあります。ただし、共通の友人に相談することはNGです。もし共通の友人に話して彼女や好きな人に伝わってしまった場合、修羅場を迎えてしまうことになります。相談相手は彼女にも好きな人にもどちらにも無関係な人を選んでください。

彼女と別れることを選んだ場合の注意点

  • 彼女と別れることを選んだ場合の注意点

今の彼女と別れる決断をした場合、いくつか注意したいポイントがあるので紹介します。

一方的に別れを告げない

一方的に別れを告げることは絶対にやめましょう。別れを告げられるのは誰にとってもつらいことです。別れを切り出す側はなるべく相手が傷つかないよう配慮する必要があります。それが、これまで付き合ってきた彼女に対する最低限の礼儀です。一刻も早く別れたいと思っていたとしても、きちんと話し合う時間を設けましょう。

好きな人が出来たからとは言わない

わざわざ「好きな人が出来たから別れよう」と伝える必要はありません。できるだけ傷つけないような理由をつけて別れを告げるのが相手への気遣いです。

例えば、「仕事が忙しくてどうしても会う時間が減って申し訳ないから」「価値観が合わないと感じるから」といった理由であれば、好きな人ができたと言われるよりも傷つかずに済むでしょう。そのほか、自分が逆の立場だった場合に何と言われたら一番納得できるかを考えてみるのもいいかもしれません。

二股しない

正式に別れる前に好きな相手と付き合い始める、いわゆる「二股」は絶対にやめましょう。今の彼女に対しても、新しい彼女に対しても失礼極まりない行為です。万が一ばれてしまったときはすべてを失うかもしれません。トラブルが起きる可能性もあるので、必ず別れてから新しい人と付き合いましょう。

まとめ

  • まとめ

彼女がいるのに好きな人ができてしまったときの対処法や、彼女と別れることを選んだ場合の注意点などについて紹介してきました。

彼女がいるのにもかかわらず他に好きな人ができてしまうと、「自分はダメな男だ」「彼女に悪い」などと思い悩んでしまいますが、このような状況は誰にでも起こりうることです。 モヤモヤした気持ちを抱えたままではお互いにとってよくないので、まずは気持ちを整理して、よく考えた上で行動にうつしましょう。