もう46年前の話になるが、1978年シーズンオフの田淵幸一トレード劇は衝撃的だった。 阪神タイガースから田淵と古沢憲司、西武ライオンズからは真弓明信、竹之内雅史、若菜嘉晴、竹田和史の2対4大型トレード。

  • 1970年代、田淵幸一氏と江本孟紀氏が縦縞のユニフォームを身に纏い活躍した阪神甲子園球場(写真:PIXTA)

田淵氏がYouTube江本孟紀チャンネルに出演し、あの時の経緯を赤裸々に語っている。
「トレードを言い渡される日に俺は江本とゴルフをしていた」
そう田淵氏が話すと江本氏が言う。
「そう。それで帰りにうちの親戚の家で麻雀をしていたよね、古沢も一緒に」
そこに阪神の球団社長から連絡が入る。田淵氏が大阪・梅田の「ホテル阪神」に呼び出されたのだ。

江本氏が話す。
「見送ったじゃないですか、家の前から。あの時、古沢と話していたんですよ『可哀想にな、トレードらしいぞ』って。そうしたら翌日に連絡があって古沢も一緒に(西武に)連れていかれた(笑)」
まさかの深夜のトレード通告だったのだ。

YouTube江本孟紀チャンネル 『エモやんの、人生ふらーりツマミグイ』の「田淵さんとエモやんの共通の恩人とは?」では阪神タイガースでバッテリーを組んだふたりが現役時代の想いを包み隠さず話している。

▼田淵さんとエモやんの共通の恩人とは?