そこで今回は、マイナビニュース読者を対象に、「新生活の環境変化とストレス」について調査。みんなが取り組んでいるストレス解消・緩和方法について聞いてみた。

誰もが取り入れやすいストレス解消法も紹介しているので、新生活のストレスによる不調を感じたら試してみてほしい。

  • 自分に合うストレス解消法は?

ストレスの要因、半数以上が「新たな環境での人間関係構築」と回答

Q1.これまでに「新生活の環境変化」でストレスを感じたことがありますか?

  • Q1.これまでに「新生活の環境変化」でストレスを感じたことがありますか?

これまでに「新生活の環境変化」でストレスを感じたことがあるか尋ねたところ、77.8%が「ある」と回答した。

Q2.新生活のストレス要因について、「最もあてはまる」と思うことを教えてください

  • Q2.新生活のストレス要因について、「最もあてはまる」と思うことを教えてください

新生活のストレス要因について、「最もあてはまる」と思うことを聞くと、圧倒的に多かったのは「新しい環境での人間関係構築」で、半数以上を占めている。次いで「生活リズムの変化」となった。

Q3.新生活でのストレスで身体に起こった変化を教えてください

  • Q3.新生活でのストレスで身体に起こった変化を教えてください

新生活でのストレスで身体に起こった変化を尋ねると、「常に疲れている」が最も多く、「寝つきが悪く、夜中や早朝に目が覚める」が続いた。「食欲がない」「便秘や下痢、胃腸の調子悪い」という回答も目立つ。

「白髪や抜け毛」と回答した人も約10人に1人見られた。

Q4.ストレス解消・緩和に効果的だと思うことをお教えください

  • Q4.ストレス解消・緩和に効果的だと思うことをお教えください

ストレス解消・緩和に効果的だと思うことを尋ねたところ、約6割が「寝る」と回答した。次いで「趣味の時間を持つ」「おいしいものを食べたり、お酒を飲んだりする」となっている。

ストレスによる体の不調を解消・軽減する方法とは?

アンケートでは、新生活でのストレスにより、コンディションの低下を実感している人が多いことがわかった。そのままの状態では、日々のパフォーマンスの低下につながりかねない。

そこで、ストレスがかかることで起きる代表的な身体の不調を解消・改善するための方法を紹介していこう。

寝つきが悪い、夜中や早朝に目が覚めるケース

気がかりなことがあったり、新生活の緊張が続くと、睡眠の質が低下してしまうこともある。ストレスをやわらげる効果があると言われている音楽や音を聞いて、リラックスできるひと時を過ごすのもおすすめだ。

気持ちを落ち着かせてストレスをやわらげる音としては、せせらぎなど水が流れる音や波の音、小鳥の鳴き声など。それらの音源を収録したCDも市販されている。

また、40℃程度のぬるめの風呂に入るのもリラックス効果がある。バスタブに浸からなくても、足を温めるだけでも効果があるため、気軽に実践できる足湯を利用するのもおすすめ。

食欲がない

食べ物を摂取しないと、エネルギー不足になるばかりか、ストレスに対応するために大事な栄養素も摂れなくなってしまう。

食欲がない場合、消化のいい食べ物や、ゼリータイプや飲料タイプの栄養補助食品などを利用するなどして、体に栄養を摂り込めるように工夫しよう。

また、趣味やスポーツ、友人に会うなどの気分転換もおすすめ。

夜更かしせず、規則正しい生活を送ることも、食欲増進につながる。胃のむかつきなどで食欲不振になっている場合は、薬剤師や医師などに相談の上、市販薬を使うのもいいだろう。

抜け毛

抜け毛は、加齢やストレスなどさまざまな要因があるが、ふだんのケアで予防できることも多い。

抜け毛予防のためには、血行促進・頭皮環境を整える頭皮マッサージを行うのも効果的。毛母細胞がある毛球を大きく育てる育毛トニックを使うのもおすすめだ。

入浴時に頭皮マッサージをあわせて行うと、温浴リラックスによるストレスケアと抜け毛ケアが同時にできる。

便秘

ストレスによって便通のリズムが乱れることも多い。適度な運動はストレス解消になるだけでなく、腸の動きを促すという効果がある。

体を動かすことによって食欲も刺激されるが、刺激物であるカフェインやアルコールは避け、善玉菌を増やす乳酸菌や食物繊維が多く含まれている食品を多く摂ることを心がける。

市販の便秘薬を使うという選択肢もあるが、便秘薬は繰り返し服用すると耐性ができ、症状を悪化させてしまう可能性もある。

さまざまな対策を講じても改善しない場合は、医師に相談してもいいだろう。

誰もが取り入れやすいストレス解消法を知って、新生活に備えよう

ストレスによって体や心に生じる症状は多種多様。普段から自分の体の状態を把握しておき、ストレスを受けているのではと感じたら、今回紹介した方法で労わってほしい。

新生活の環境変化 調査概要
調査時期:2024年3月14日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:306人
調査方法:インターネットログイン式アンケート