るAGA・ヘルスケアブランド「HIX」は3月21日、「髪型に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2月10日~19日、HIXユーザー307名を対象に実施した。
薄毛が目立たなくなる髪型を意識しているか尋ねたところ、69.9%が「はい」と回答した。髪の毛の気になるところを聞くと、「頭頂部(つむじ)」が43.4%、「前頭部(おでこ)」が43.3%で、合わせると8割以上が人から見えやすい部位を気にしていることがわかった。
現在の髪型について尋ねると、「七三分け」(24.9%)と、「ツーブロック」(19.8%)の2つで約半数を占めた。この2つの髪型を選んだ理由は、「薄毛を目立たなくさせるため」が多かった。
支持が高かった「七三分け」「ツーブロック」だが、affix hair 水天宮前店の店長兼オーナーで美容師の川野智和さんによると、「逆に薄毛を強調してしまうので、薄毛の方にはおすすめしたくない髪型」だという。七三分けは、おでこの際が目立ちやすいM字ハゲの方の場合、薄毛をより強調してしまい、ツーブロックは、サイドの毛量が薄くなってしまうと、横から見ると不自然に毛が被さり"浮いた"ように見えてしまう可能性が高いとのこと。
今回の調査では、パーマを当てている人はわずか6.8%だった。川野さんによると、パーマによって薄毛が目立ちにくくなる効果も期待できるという。
「薄毛の人は毛が細くなっていることが多いため、パーマを当てることで痛みやすくなってしまう可能性はあり、強めのパーマはあまりおすすめできません。頭頂部(つむじ)の薄毛が気になる方でしたら、トップに緩めでボリューム感のあるパーマをかけるのはおすすめです」とアドバイスした。
一方、M字ハゲが気になる場合、全体的に無造作感のある緩めパーマがおすすめとのこと。ただし、ツイストパーマなどは前髪が割れやすく、薄毛が目立ちやすくなるので注意が必要だという。
カラーを入れている人は21.5%だった。川野さんは、「薄毛の方はカラーを入れるのがおすすめです。特に、金髪など頭皮と色味が近しい明るめのカラーであればあるほど薄毛が目立ちにくいです」とアドバイスした。
「前頭部、頭頂部どのタイプの薄毛にもおすすめなのは、短髪でトップをツンツンとさせたソフトモヒカンのような髪型です。M字ハゲの方の場合、前髪があるよりも、ソフトモヒカンっぽくあげてしまった方が薄毛が目立ちません。また、トップに毛を集めて立たせる形になるので、つむじハゲの方にも良いでしょう。加えて、おでこの部分を台形・三角形型になるような髪型にすると、薄毛が目立ちにくくなります」と川野さん。
整髪料を使用する際には、ジェルなどかっちり固まるものよりも、軽めのワックスやファイバー系を選び、できるだけ頭皮に直接つかないようにするのがポイントだという。