日本直販総本社は、全国の20~60代の男女1,000人を対象に実施した「現代人の寝姿勢」に関する調査の結果を発表した。同調査は、2023年12月15日~16日の期間で、リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査の形式で実施された。
頭や身体の休養や疲労回復、免疫機能の増加など、睡眠が持つ役割は重要といわれている。「普段使っている寝具の硬さはどれくらいですか?」という質問に対し、「硬め」と回答した人は8.1%、「どちらかというと硬め」と回答した人は51.3%、「柔らかめ」と回答した人は4.6%、「どちらかというと柔らかめ」と回答した人は36.0%であった。
続いて、「自分が最も好む寝具の硬さはどれくらいですか?」と尋ねたところ、「硬め」と回答した人は8.0%、「どちらかというと硬め」と回答した人は53.6%、「柔らかめ」と回答した人は3.4%、「どちらかというと柔らかめ」と回答した人は35.0%であった。
「普段、ぐっすり眠れていますか?」という質問に対して、「とてもぐっすり眠れている」と回答した人は12.2%、「まあぐっすり眠れている」と回答した人は50.5%、「あまりぐっすり眠れていない」と回答した人は29.0%、「まったくぐっすり眠れていない」と回答した人は8.3%となり、4割近くの人がぐっすり眠れていないと感じていることが分かった。
上記の質問に「ぐっすり眠れていない」と回答した人に対し、「ぐっすり眠れていない理由として当てはまると思う理由を選んでください。」と尋ねたところ、1番多かった回答が「ストレスや自律神経の乱れ」、次いで「眠る時間が少ない」(41.6%)、「寝る時間が遅い」(31.1%)、「寝具が身体にあっていない」(24.1%)、「運動不足」(22.3%)という結果になった。
「朝起きた際に、身体に痛みを感じることはありますか?」という質問に対し、「頻繁にある」と回答した人が11.1%、「たまにある」と回答した人が41.9%となり、朝起きた際に身体に痛みを感じることがある人の割合は半数以上にいたった。
具体的にどのような痛みを感じているのかについて尋ねたところ、「腰が痛い。バキバキ」(20代女性)、「肩や腰の痛み」(20代女性)、「全身に痛み」(20代女性)「全身筋肉痛みたいな痛み」(20代女性)といった回答が得られたという。
「寝る際の姿勢について、ご自身は正しい寝姿勢を取れていると思いますか?」という質問に対して、66.3%が「取れていないと思う」と回答した。続けて、「正しい睡眠と寝姿勢が関係しているのを知っていますか?」と尋ねたところ、「はい」と回答した人の割合が57.3%、「いいえ」と回答した人の割合が42.7%となり、知らなかった人が約4割いることがわかった。
上記の質問で、正しい寝姿勢が取れていないと回答した人に対し、「寝姿勢を改善するために行っていることはありますか」と質問したところ、「特になし」と回答した人の割合が50.1%と最も多く、次いで「仰向けで寝る」が26.5%、「固めのマットレス・布団を使う」が17.3%であった。また、上記の改善するために行っていることの質問で「特になし」以外を選択した人に対し、「対策した結果、寝姿勢が改善されてきていると思いますか?」と質問したところ、「あまり改善できていないと思う」または「改善できていないと思う」と回答した人の割合は、合わせて55.4%となり、半数以上の人は改善できていないことがわかった。