ナッジは3月7日、「子供のクレジットカードに関する意識調査」の結果を発表した。調査は2024年2月7日~2月21日、学校法人自由学園の独自教育プログラム「飛び級社会人」に参加する高校生が、同校生徒の保護者188名を対象にメールで行った。
子供にクレジットカードを持たせない理由は?
民法改正により2022年4月1日から成年年齢が20歳から18歳になったことに伴い、18歳であれば高校生でもクレジットカードの申込ができるようになったことについて、「知っている」と回答した人は64.4%となった。また、自身の子供にクレジットカードを持たせる予定を尋ねたところ、約6割が「ない」と回答し、持たせない理由としては、「紛失・不正利用」(41.9%)や「使いすぎ」(40.3%)に不安を感じるからだという結果になった。
クレジットカードの申込は親が関与する傾向に
続いて、子供がクレジットカードを発行したいと行った時に「持たせる」と回答した人にカードの選び方に関して質問したところ、「親が選んだカードを勧める」と回答した割合は約7割にのぼった。その際に重視する項目としては「セキュリティが安心」(39.7%)、次いで「クレジットカード会社が信頼できる」(21.1%)、「利用限度額が適切」(11.4%)という結果になった。