LINEヤフーは2月21日、「マネー・決済系サービス」に関する調査結果を発表した。調査は2023年12月13日~15日、15〜69歳のLINEユーザー4万6,783名を対象に、スマートフォンWebにて行われた。

  • マネー・決済系サービスの利用率

    マネー・決済系サービスの利用率

マネー・決済系サービスの中で、プライベートで「ふだん使っているもの(利用率)」を教えてもらったところ、「スマホ決済」の利用率が7割超と最も高く、昨年から5ポイント上昇。次いで、「ネットバンキングができるサービス」が3割台半ば、スマホでお金の送金ができる「スマホ同士での個人間送金サービス」が2割台後半で続いた。

「スマホ決済」の利用率は全年代で上昇傾向にあり、中でも20代では7ポイント、10代では12ポイントも上昇。また、「スマホ同士での個人間送金サービス」も全年代で上昇傾向にあり、中でも10~30代では5~8ポイントの上昇がみられたが、一方、40~60代では上昇傾向にはあるものの、1割台後半~2割台の利用率にとどまっている。

  • 店頭支払い方法

    店頭支払い方法

次に、店頭での支払い方法について聞いたところ、2023年調査では「スマホ決済派」が62%、次いで「カード払い派」が61%と僅差で並ぶ結果に。

「スマホ決済派」は年々上昇傾向にあり、2021年から9ポイント上昇したが、「現金払い派」は減少傾向に。また、「カード払い派」はこれまでの推移をみても6割台と大きな変化はみられなかった。

最後に、最近クレジットカードの決済手段の1つとして見かける「タッチ決済」について、利用者に利用している理由を聞くと、半数以上が「すばやく支払いができるから」と回答。次いで、「サインや暗証番号の入力がいらないから」「ポイントがたまりやすいから」「使えるお店が多いから」と続いた。