真似しやすい防災対策やライフハックで人気を博している警視庁警備部災害対策課(@MPD_bousai)のXアカウントが、車が故障したとき楽に移動させる方法を投稿し、注目を集めています。覚えておきたい…!

  • (@MPD_bousai)より引用)

災害対策課の投稿によると、車が故障したときはギアをニュートラルに入れ、サイドブレーキを外すことで楽に車を移動させることができます。

AT車におけるニュートラルギアとは、どのギアとも噛み合っていない状態のことで、前進や後退ができないほか、パーキングギアのように車輪をロックすることもできません。ニュートラルギアにしておくことで、車が故障しても移動の際には、タイヤが抵抗なく動いてくれるのです。

ちなみに、移動させるときには車のボディを押すのではなく、直接手でタイヤを回すと軽い力で動かすことができるのだとか。回すタイヤは後輪でも前輪でもOK。

ただし、傾斜のあるところでは行わないでください。また、難しい場合は無理に動かさず、ハザードランプを付け、車から離れてロードサービスを呼ぶようにしましょう。

投稿には、「ホイールのスポーク握って動かして手を挟まないように」「これを実践するときは、必ず運転席にブレーキを踏める人がいないと危険」「やる時は前後の少し手前に輪止めを置いておくこと」など多くのアドバイスが寄せられ、約2万8000件を超える“いいね”を集めています。

車の故障は慌ててしまいますが、二次被害を防ぐためにも対処法を覚えておきつつ、けがの危険もあるので、難しい場合は無理をしないようにしましょう。