映画『身代わり忠臣蔵』(公開中)の公開御礼舞台挨拶が22日に都内で行われ、主演のムロツヨシが登壇した。

  • ムロツヨシ

同作は土橋章宏氏による同名小説の実写化作で、同氏が脚本も担当する。嫌われ者の旗本、吉良上野介(ムロツヨシ)が城内で恨みを募らせた赤穂藩主に斬りつけられ、お家取り潰しの危機に両家とも大ピンチ。吉良家家臣からは殿にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりにして、幕府を騙し抜く策が提案される。一方切腹した赤穂藩の部下、大石内蔵助(永山瑛太)は、仇討の機会をうかがっているような、いないようなという状況で、世紀の大芝居「身代わりミッション」が幕を開ける。

■ムロツヨシ、“スウェーデンのスーツ”で『身代わり忠臣蔵』舞台挨拶に登場!

MCなしで行われた今回の舞台挨拶。全ての仕切りを任せられたムロは「今日は初めてのスウェーデンのスーツです! どうも着たことないスーツが来たなと思ってスタイリストさんに『どこのですか?』と聞いたらスウェーデン。なんだかんだ似合っているなと思っています」と冒頭からトークで盛り上げる。

「司会者はおらず、私の身一つで25分間とうにかしてくれと言われております……! 皆さんと一緒にそして今日来ていただいているメディアの皆さんと一緒に盛り上げたいなと思います」と切り出したムロ。「今から皆さんに質問を募集します。でも失敗してもいいです! もし失敗したなとというときは、こちらからプロのメディアの皆さんを指して、質問していただきましょう! メディアの皆さんは一切目を合わせてくれません!!」と報道陣に無茶振りを予告し、笑いを誘った。

早速観客から質問を募集すると、ムロのTシャツを着たファンから「ここまで登り詰めたムロツヨシさんに『ムロツヨシは無敵だ!』と叫んで、会場の皆さんをキュンキュンさせてください」というお願いが。これにムロは「ここだけ切り取られて放送されるんです! 明日の情報番組を見た人は『頭おかしくなった』と思いますよ! 明後日からの仕事が無くなります!!」とタジタジ。「当てなきゃよかった……」と後悔しつつもムロは「俺は無敵だっ!」とシャウトし、会場からは「キャ~」という黄色い声援が上がっていた。

そして、ムロは宣言通り報道陣の中から1人を指名。「ムロさんはスウェーデンに行ったことはありますか?」という質問が飛ぶと、「わざと適当に質問して!! ないですよ!! 私ヨーロッパ一度もないです。企画で連れて行ってくださいよ」と返し、会場を盛り上げた。

  • 報道陣に無茶振りを予告するムロツヨシ

  • スウェーデンのスーツをアピールするムロツヨシ