代官山アドレス・SpaceBにて、生体販売を行わない「ペットのいないペットショップ」がオープンした。2月22日・23日の2日間の期間限定。
本企画は、ペットを迎え入れること、生体販売についてあらためて考えてもらいたいという想いから、保護犬・保護猫の譲渡活動を行う「petfelice」とBBDO JAPANが共同で企画。店内のケージは空となっており、代わりに「petfelice」で保護されている保護犬・保護猫がホログラムで投影されている。
各ケージでは、3頭が30~40秒ずつホログラムにて投影。実際に「petfelice」で保護されている犬・猫をグリーンバッグで撮影したものを投影しており、表情や動きも確認ができるのが、ホログラムの良さだろう。また、性別や品種、生年月日などのプロフィールカードも記載されており、気に入った犬・猫がいたら、QRコードを読み込み、詳細情報を確認できる仕組みだ。その後は、「petfelice」にて実際に保護犬・保護猫と面会する流れとなっている。
「petfelice」では、さまざまな経緯で保護された犬猫の里親を探す活動を行っている。お店には、犬40頭、猫10頭の合計50頭ほどがおり、新しい家族の出会いを待っているという。「petfelice」スタッフは、「ペットを迎え入れたいと思った時に、保護犬や保護猫の里親になるという選択肢を考えてみてほしい」と想いを話す。また、今後も機会があればこのような取り組みを続けていきたいという。
また店内には、募金箱が設置されており、募金額に応じてグッズを持ち帰ることができる。
「ペットのいないペットショップ」は明日2月23日18時まで。保護犬・猫を迎え入れたいと考えている人はもちろんのこと、これから新しい家族を迎え入れたいと考えている人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。