歌手の倖田來未が、20日に都内で行われた映画『ゴールド・ボーイ』(3月8日公開)のプレミアム上映会に岡田将生、黒木華、羽村仁成、星乃あんな、前出燿志、松井玲奈、北村一輝、金子修介監督とともに登壇した。

  • 倖田來未

同作は、中国のベストセラー作家・紫金陳(ズー・ジェンチン)の小説「坏小孩(The Gone Child)」の実写化作で、殺人犯と少年たちの心理戦を描く。2020年に動画サイト・iQIYI(アイチーイー)の人気サスペンス・シリーズ「迷霧劇場」の海外戦略作品としてドラマ化され、現在までに総再生回数20億回越えを記録するなど、中国では社会的大ヒットを記録している。

■倖田來未、『ゴールド・ボーイ』主題歌「Silence」を生披露

今回のイベントでは、同作の主題歌を担当した倖田が登場。主題歌「Silence」を生披露し、圧巻の歌唱で観客を魅了した。

舞台挨拶にも登壇した倖田は今回の主題歌について「どういう楽曲がいいのかなって久しぶりに悩んだ。実はこの曲はすごくいいからずっと隠し持っていた楽曲で、いつか機会があったら出したいな~と思っていたんですが、ここやっ! と思って」と話す。

歌詞についても「ひとりひとりの役がすごく立っているので、どの目線で書こうかなと。私も息子がいて子どもが好きなのでお母さん目線・女性目線で書けたらいいなと。(作品は)めちゃめちゃ怖いんですけど、最後は音楽で救いの手を差し伸べたいなと思ったんですが、監督から『救いすぎです』と言われてしまって(笑)」と制作の裏側を明かした。

その後もマシンガントークで会場を盛り上げ続けた倖田。「すいません! キャストでもないのにいちばんしゃべって(笑)」と話すと、北村から「僕も大阪出身なんですけどね、うちのオカンを思い出します(笑)」とツッコミを入れられてしまい、会場は笑いに包まれた。

  • 北村一輝(左)から「うちのオカンを思い出す」とツッコまれてしまう倖田來未