太陽生命保険は2月15日、子会社である太陽生命少子高齢社会研究所が令和4年度第2次補正予算「中小企業イノベーション創出推進事業」となる「リアルワールドデータを活用した疾患ハイリスク者の早期発見AIシステム開発と予防介入の社会実装検証」の共同提案者の一つに採択されたことを発表した。
同事業は、循環器疾患・脳卒中発症と要介護要因を早期発見・介入することを目的としたシステム構築のために、ヘルスプロモーションサイクルをすべて担うパッケージプログラムを開発し、社会実装を行うもの。
リージョナルデータコアを代表提案者とし、共同提案者および連携協定締結先の主導のもと、4つの領域(ライフコースデータ構築、AI開発、DX化、予防・介入)を9つのテーマに分けて実施される。
さらに、事業全体には、学術評価のための複数の学術機関、社会実装および技術開発協力のためのスタートアップを含む、15以上の民間企業が参画し、連携しながら推進されるとのこと。
同研究所が携わるのは、AI開発のうちの「音声データを活用した要介護リスクの早期発見AI」。国立循環器病研究センターの協力のもとSMKと共同開発し、太陽生命のサービスなどの創出を目指す。