新京成電鉄は、2024年3月23日に実施する新京成線のダイヤ改正について発表した。平日朝6時台に列車の増便等を行い、利便性向上と混雑緩和を図る。一方、平日・土休日の夜間に利用状況を踏まえた運転間隔の見直しを行うとしている。

  • 新京成線のダイヤ改正を3月23日に実施

平日朝の下り(新津田沼・京成津田沼方面)は、くぬぎ山駅を6時台に発車する列車1本(京成津田沼行)を増便。JR線へ乗換え可能な新津田沼駅において、平日6時台に到着する列車の本数を現行の8本から9本に増やす。新津田沼駅におけるJR線への乗換えに加え、北習志野駅にてピーク前時間帯の東葉高速線との接続向上も図るという。平日朝の上り(松戸方面)も、くぬぎ山駅を7時台に発車する列車1本の運転区間を延長し、新津田沼駅を6時台に発車する列車に変更。新津田沼駅から新鎌ヶ谷・八柱・松戸方面の利便性向上と混雑緩和を図る。

夜間の時間帯、利用状況に合わせ、22時以降の運転間隔が見直しに。現在、平日22時以降の運転間隔は下り約11分・上り約12分、土休日22時以降の運転間隔は下り約12分・上り約12分だが、ダイヤ改正後は平日・土休日ともに下り約14分・上り約15分の間隔で運転される。なお、他にも一部列車で発着時刻・運転区間に変更があるとのこと。初電・終電の時刻は変更しない。