HUSTARが運営する難関大に逆転合格できる逆転合格専門塾が運営する『スタディチェーン』編集部は2月8日、現役東大生に対して「小学生時代に英検何級を取得していたか」について調査した結果を発表した。同調査は、2023年1月28日~2月3日に現役東大生103人を対象にインターネットで行われた。

  • 東大生の小学生時代の英検取得状況

東大生を多く輩出することで知られている灘中は、中学2年生が始まる時点で英検3級レベル、高校2年生時点で英検準一級満点レベルの英語力が身についていることが求められる。恐らく、中学受験を経験した東大生は多いはず。そんな東大生は小学生の時に英検何級を取得していたのだろうか。

結果は以下のようになった。

英検2級以上3%
英検準2級:5%
英検3級:14%
英検4級:22%
英検5級:32%
所得していない:24%

東大生の中で、小学生の時に英検2級以上を取得していたのは全体の3%。小学生の時に、英検2級以上を取得しているのは、かなりレベルが高いと言える。小学生時点で、高校卒業程度の英語力が身についていることがうかがえる結果に。小学生時点で、英検2級以上を取得している東大生の多くは、ハーフや帰国子女で、普段から英語に触れる機会が多かったためだと予想ができる。

東大生の中で、小学生のときに英検準二級を取得していたのは全体の5%。小学生時点で、英検準二級を取得しているのも、かなり驚きだ。幼少期から英会話教室や公文に通って、英語に触れていた東大生が多い印象を受ける。

東大生の中で、小学生の時に英検3級を取得していたのは全体の14%。英検3級のレベルは中学卒業程度であり、一般のレベルよりも遥かに高いことが分かる。しかし、東大生の中で、中学受験を経験している人はかなり多く、受験や中学の勉強についていくために英語を勉強しているよう。

東大生の中で、小学生の時に英検4級を取得していたのは全体の22%。英検4級は中学在学レベルであり、一般の小学生よりも英語学習が進んでいると言える。小学生から英検を受験するということ自体がメジャーではないので、家庭や個人の学習意欲が高いことが読み取れる。

東大生の中で、32%の学生が小学生の時に英検5級を持っていたと答えた。英検5級は中学初級程度とされている。英語学習に積極的に取り組んでいる小学校は国内で増えてきているため、東大生でなくとも英検5級は小学生の時に持っていた人は多いことが予想される。

一方で、東大生の中で、24%の学生が小学生のときに英検を取得していなかったと回答した。