オッズ・パークは1月31日、「2023年度公営競技ユーザー実態調査」の結果を発表した。調査は2023年12月11日〜12日、公営競技ユーザー600名を対象にインターネットで行われた。
「公営競技(競馬、競輪、競艇、オートレース)に投票する頻度」を教えてもらったところ、「ほぼ毎日」が約7%、「1週間に4~5日程度」が約4%、「1週間に2~3日程度」が約16%、「1週間に1日程度」が約20%という結果に。週1回以上の頻度でレースに投票するユーザーが全体の47.1%に及ぶことが明らかに。特に、20~29歳までの若年層では57.0%と、他年代に比べて多いことがわかった。
また、公営競技を行う理由を教えてもらったところ、「隙間時間の活用に適しているから」(37.3%)や「趣味であるから」(35.7%)が多い傾向に。一方20~29歳の若年層では、「友人が行っているから」「職場で行っている人が多いから」という理由が多く、周囲から影響を受けて公営競技を楽しんでいるよう。
続いて、「これまでに投票したことがある公営競技」を教えてもらったところ、「中央競馬」が最多の83.7%。次いで「地方競馬」(62.3%)、「競輪」(40.3%)と続き、公営競技にかけるひと月あたりの金額については、「1万円未満」が80.6%を占め、多くのユーザーが無理のない範囲で楽しんでいることが明らかに。
また、予想や投票、レース視聴を行う時間帯を聞くと、「日中のレース(13時~16時まで)」が79.8%と最も多く、続いて約2人に1人が「ナイターのレース(16時~21時まで)」(46.0%)に投票していることが判明。ナイターでは、「地方競馬」(74.3%)が最も多く、次いで「競艇」(56.9%)、「競輪」(55.8%)、「オートレース」(40.9%)という結果に。ナイターレースを楽しむ理由を聞くと、「仕事終わりに集中して予想ができるから」が55.4%、「ナイター独自のレース展開が面白いから」が46.4%で、仕事終わりの趣味として楽しむユーザーの多さが垣間見える結果となった。
次に、投票の際に参考にしている情報を聞いたところ、「インターネット上の公式サイト」(32.0%)、「一般紙・スポーツ新聞」(27.5%)、「インターネット上の情報サイト(公式サイト以外の、ブログや掲示板など)」(23.8%)が上位に。公営競技歴別に見ると、公営競技歴20年以上の熟練者は「一般紙・スポーツ新聞」(38.0%)が最多。一方、公営競技歴1年未満のユーザーの1位は「友人・知人の口コミ」(46.7%)だった。