リンクアンドパートナーズは1月26日、「ベンチャー企業のSNSマーケティングに関する調査」の結果を発表した。調査は1月19日〜20日、SNSを活用しているベンチャー企業のマーケティング担当者503人を対象に行われた。
まず、SNSを活用しようと思ったきっかけについて聞いたところ、「ターゲット顧客のソーシャルメディア利用率の増加」が48.9%で最多となり、次いで「ソーシャルメディア上でのトレンドや話題性」が38.6%、「競合企業のSNS活用による市場シェアの変動」が36.8%で続いた。
ベンチャー企業としてSNSマーケティングを始める際の最も大きな課題としては、「SNS運用におけるリソース確保」が18.9%、「SNSのアルゴリズムの変更への対応」が17.9%、「適切なターゲットにリーチする難しさ」が16.3%で上位となった。
企業のSNSマーケティングが成果につながった事があるかどうかについては、「ある」が70.2%、「ない」が19.3%、「どちらでもない」が10.5%という結果となっている。
SNSマーケティングにおける自社の主要な成果指標(KPI)について尋ねると、「フォロワー数やエンゲージメント率」が21.3%で最も多く、次いで「リード獲得数」が18.9%、「ウェブサイトへのトラフィック」が18.5%で続いた。
ベンチャー企業としてSNSマーケティングを導入して良かった点としては、「新しい顧客層を開拓できた」が39.8%で最多となり、以下「顧客との直接的なコミュニケーションが増えた」が38.6%、「製品やサービスへの認知度が高まった」が36.4%で続く結果となった。