西武鉄道は24日、ダイヤ改正を2024年3月16日に実施すると発表した。池袋線で平日朝に上り特急列車の増発など行い、土休日午後に上り特急列車の運転区間を延長。池袋線関係の一般列車は平日夜間と土休日朝に一部列車の運転取りやめ等を予定している。

  • 西武池袋線の特急車両「ラビュー」

池袋線の特急列車は「ラビュー」を使用し、池袋～西武秩父間の特急「ちちぶ」、池袋～飯能間の特急「むさし」を運転。平日朝の上り「むさし14号」は時刻を20分以上繰り上げ、ダイヤ改正後は飯能駅7時23分発・池袋駅8時14分着とし、利用の多い時間帯の運転に変更する。あわせて上り「むさし18号」(飯能駅8時45分発・池袋駅9時8分着)の後に上り「むさし20号」を新設し、飯能駅8時45分発・池袋駅9時33分着で運転する。現行の上り「ちちぶ20号」は号数のみ変更し、ダイヤ改正後は「ちちぶ22号」(西武秩父駅8時24分発・池袋駅9時46分着)となる。

土休日の特急列車は、午後の上り1本について運転区間を延長。現在、飯能発池袋行で運転される上り「むさし78号」に代わり、ダイヤ改正後に西武秩父発池袋行の上り「ちちぶ76号」(西武秩父駅14時49分発・飯能駅15時31分着・池袋駅16時15分着)を設定する。

  • 池袋線の一般列車は平日夜間に運転取りやめなど予定している

池袋線関係の一般列車も一部変更。平日夜間、池袋駅を21時台に発車する優等列車1本と23時台に発車する各駅停車1本を運転取りやめとする。狭山線の最終列車(現行の時刻は西所沢駅23時39分発・西武球場前駅23時45分着)に接続する池袋線の列車の時刻を10分繰り下げ、ダイヤ改正後は池袋駅を23時12分に発車する飯能行の急行を接続列車に変更する。

土休日朝の飯能～西武秩父間でも変更があり、利用状況に合わせ、飯能駅を9時台に発車する西武秩父行の各駅停車1本について運転を取りやめるとのこと。