JR東日本は、春の期間(2024年3~6月)に運転する臨時列車について発表した。3月16日のダイヤ改正後も、185系を使用する臨時列車を多数設定。伊豆急下田駅発着の特急「185」、横川駅発着の特急「峠の横川ナイトパーク号」などの臨時列車が運転される。
特急「185(いっぱーご)」は2023年7月から運転されている臨時列車。おもに横浜~伊東間で運転され、春の期間も3月27日、4月24日、5月29日、6月12日に横浜駅11時50分発・伊東駅13時16分着、伊東駅14時41分発・横浜駅16時5分着で運転を予定している。
4月13日、5月18日、6月29日は運転区間を延長し、伊東駅から伊豆急行線に乗り入れ、伊豆急下田駅へ。特急「踊り子」を中心に運転された185系が縁ある路線を臨時列車として走行する。運転時刻は横浜駅8時50分発・伊豆急下田駅11時16分着、伊豆急下田駅12時31分発・横浜駅14時59分着。各列車とも185系6両編成(全車指定席)を使用する。「当時の思い出や雰囲気を味わいながら、趣のある伊豆への旅をお楽しみください」とのこと。
3月30日は「碓氷峠鉄道文化むら」で開催される「横川ナイトパーク」のライトアップに合わせ、臨時列車の特急「峠の横川ナイトパーク号」を運転。185系6両編成(全車指定席)を使用し、大宮駅14時43分発・横川駅16時15分着、横川駅20時0分発・大宮駅21時38分着で運転を予定している。
樹齢160年に及ぶ大藤をはじめ、さまざまな種類の藤が見頃を迎える「あしかがフラワーパーク」への臨時列車も、一部列車を185系で運転。4月19・26日の特急「あしかが大藤新宿号」は新宿駅10時3分発・足利駅12時2分着、足利駅15時24分発・新宿駅17時23分着。4月20・27日の特急「あしかが大藤吉川美南号」は吉川美南駅8時30分発・足利駅10時43分着、足利駅14時24分発・吉川美南駅16時20分着で運転される。両列車とも185系6両編成(全車指定席)を使用する。
「日本一のモグラ駅」土合駅の下りホームに停車する特急「谷川岳もぐら」、上越線のループ線(上り線)を体験できる特急「谷川岳ループ」も185系6両編成(全車指定席)を使用。運転日は5月25・26日、6月1・2・8・9・15・16日とされ、「谷川岳もぐら」は大宮駅10時37分発・越後湯沢駅13時38分着、「谷川岳ループ」は越後湯沢駅15時19分発・大宮駅18時24分着で運転される。