就活情報サイト「就活の教科書」を運営するSynergy Careerは、24卒から26卒の「ホワイト企業の認識」に関するアンケート結果を1月16日に発表した。調査は2023年12月26日〜2024年1月7日の期間、公式LINEの登録者111名を対象に行われた。

  • 就活生が考えるホワイト企業の特徴

はじめに、就活生が考えるホワイト企業の特徴について聞くと、最多回答は「福利厚生が充実している」(75.7%)だった。次いで「年間休日数が多い」(62.2%)、「定時に帰れる・残業時間が少ない」(61.3%)が僅差で続いた。その他にも、「有給取得率が高い」「勤続年数が長い・離職率が低い」などがランクイン。

一方で近年、話題に上がる「リモートワークが完備されている」(27.9%)、「副業が許可されている」(20.7%)、「転勤・単身赴任がない」(11.7%)はホワイト企業という点では、そこまで重視されていないことがわかった。

  • 就活中にホワイト企業を意識した割合

就活中にホワイト企業を意識したかどうかを尋ねると、「意識した(+かなり意識)」は75.7%だった。

  • 就活生がホワイト企業だと思う残業時間

また、就活生がホワイト企業だと思う残業時間で最も多かったのは「20時間以内」(41.1%)で、平均は「21.3時間」という結果に。次いで、「10時間以内」(27%)、「30時間以内」(22.5%)と続いた。

  • 就活生がホワイト企業だと思う年間給与

就活生がホワイト企業だと思う年間給与で、最も多かったのは同率で「400万円以上」「500万円以上」(各25.2%)だった。

  • ホワイト企業を見つけるための手段

ホワイト企業を見つけるための手段については、「ナビサイト」(50.5%)が最多に。次いで、「就活イベント」(37.8%)、「合同説明会」(33.3%)と続いた。

  • ホワイト企業かどうかを見極める手段

また、ホワイト企業かどうかを見極める手段について聞くと、「評判・口コミサイト」が82.9%で最多となり、次いで「ホワイト企業認定・アワード」(44.1%)、「OB訪問・会社見学」(42.3%)が続いた。

  • 評判・口コミサイトを信用している割合

評判・口コミサイトを信用している割合は、「かなり信用+信用している」を合わせると56.7%となった。評判口コミサイトはホワイト企業かどうかを見極める手段として8割を超える就活生が利用しているが、信用をしている人はそのうちの5割ほどだった。