俳優の市村正親が9日、フジテレビ系ドラマ『院内警察』(12日スタート、毎週金曜21:00~)のトークイベントに登場。役作りがプライベートにまで及んでいることを明かした。
“院内交番”を舞台に元警視庁捜査一課刑事の主人公・武良井治(桐谷健太)と天才外科医・榊原俊介(瀬戸康史)の“正義”がぶつかり合う同ドラマ。市村は、院内交番室長の横堀仁一を演じる。
横堀は、警察OBながら茶柱を見つけただけで幸せそうにほほ笑むほど心優しい人物で、「いつもはアクの強い役が多いんですけど、こういう役は初めてなので難しいですね」と、芸歴51年ながら新たな挑戦になっているのだそう。
この役に臨むにあたって、「最近はうちの子どもが何かやっても“あっ、いいよ”、“勉強やんなくていいよ”って怒ることをしないですね。そこから入っていかないと優しい顔にならないんです」とプライベートまで温厚になっていることを明かすが、その結果「子どもに舐められてます(笑)」と苦笑いした。
そんな市村に対して、入院患者役のでんでんから「市村さんはとにかく動きエレガント。脚を組み直すにも、とても姿勢がピンとしています。ほぼ同い年なのに自分には真似できない」というメッセージが寄せられると、これを聞いた市村は、思いっきり脚を高く上げて組み直し、「そうかな?(笑)」と、まんざらでもない様子。
この柔軟な体を維持するために、「やっぱりストレッチはしてますね。長く仕事していくためには柔軟性があったほうがいいですから」と言いながら、今度は座ったまま脚を真上に伸ばすと、桐谷は「そこに逆立ちしてる人がもう一人いるみたい(笑)」と驚がくしていた。
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