じゅけラボOnlineインターナショナルスクールJOIは1月5日、「英会話スクールや英語塾の効果に関するアンケート」の結果を発表した。同アンケートは、2023年3月1日から10月31日の期間、子どもが英会話スクールや教室に通っている(通っていた)と回答した一都三県(東京都330人・神奈川県330人・千葉県330人・埼玉県330人)の男女1,320人を対象に、インターネットで実施したもの。
今回、対象者に対して、子どもが英会話スクールや英語塾に通った結果、英語を話す力はどうなったかを質問した。英語のスピーキング能力が「伸びた」と感じている親の合計は、東京都(58.8%)が最も高い結果に。続く埼玉県、千葉県では、約半数の親が子どもの英語のスピーキング能力向上を実感していた。
また、「明確に伸びた」と感じているのは東京都が1位で19.1%。一方、神奈川県・千葉県では「伸びた(伸びた+ややの合計)」と感じる親の合計が40%台と他の都県(東京:58.8%/埼玉:52.8%)に比べやや低めとなり、「英語を話す力(スピーキング力)」の伸びに対する実感に地域差があることがうかがえたという。
「どちらでもない」と感じる人の割合が最も高かったのは、神奈川県。3人に1人が英語能力の変動を特に感じていないという結果に。英会話スクールや英語教室に通ったけれど2割〜3割の親が「伸びた」とも「伸びていない」とも感じていないという。
「伸びなかった」と明らかに感じる人に関しても、神奈川県が最も高い割合を示した。約4人に1人が英語を話す能力が「あまり伸びなかった」または「まったく伸びなかった」と感じている結果に。
また、"伸びたと感じていない"人(どちらでもない+あまり+まったく伸びなかったの合計)の割合は、神奈川県が最多で、親の約半数以上(53.7%)が子どものスピーキング能力の伸びを実感していなかった。特に、「どちらでもない」と回答した親は29.7%で、子どものスピーキング力の明確な向上を感じていないことが示された。