フジテレビは5日、2023年の広告付き動画配信サービス(AVOD)で、再生数、視聴人数、視聴時間の3つの指標で民放1位となり、“年間AVOD三冠”を達成したと発表した。昨年に続き、2年連続での達成となる。

再生数は約8億8,500万再生、視聴人数が約4,900万UB(ユニークブラウザ)、視聴時間が約4億時間を記録。前年比では、再生数で129%、視聴人数で108%、視聴時間で136%となり、いずれも大きく躍進している。

タイトル別では約740番組、エピソード別では約9,900本と、多くの番組をAVODで配信しているが、2023年で特に好調だったのは、連続ドラマの見逃し配信。『あなたがしてくれなくても』『真夏のシンデレラ』『いちばんすきな花』『いちばんすきな花』などがけん引した。

バラエティでは、『人志松本の酒のツマミになる話』が、年間を通じて最も視聴を集め、1年間の累計再生数は3,690万再生を超えた。4月に放送スタートした『まつもtoなかい』は、香取慎吾をゲストに迎えた4月30日放送分が1週間で249万再生を記録し、民放バラエティ番組における放送後1週間の再生数として、単一エピソードでは歴代1位をマーク。『2023FNS歌謡祭』は番組史上初となる見逃し配信を実施し、第1夜・第2夜の10エピソードの合計で415万再生を記録した。

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